ヤマト運輸が障害者向け配達サービス拡充、クロネコメンバーズで8つの要望を事前登録可能に
ヤマト運輸と、障害者向けデジタル手帳「ミライロID」を運営するミライロが、クロネコメンバーズとの連携サービスをスタートした。これにより、障害のある利用者が荷物の受け取り時に求める対応を事前に登録できるようになる。
登録された要望は、ヤマト運輸のドライバーが持つ端末に自動で通知される仕組みだ。ドライバーは個々の状況に応じた対応が可能となり、よりきめ細やかな配達サービスが実現する。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 利用方法はシンプルだ。まずミライロIDのトップ画面に表示されたクロネコメンバーズのアイコンをタップし、ミライロIDのアカウントとクロネコIDを連携する。その後、クロネコメンバーズの画面から配達時の要望を登録すれば完了する。
登録できる要望は全8項目。インターフォン応答後の待ち時間を30秒・1分・1分30秒・2分から選択できるほか、インターフォンを間をあけて2~3回鳴らしてほしい、ゆっくりはっきり話してほしいといった細かな配慮を依頼できる。
さらに、荷物の送り主・品名・大きさ・重さ・種別(常温、クール、着払いなど)を伝えてほしいという要望や、受け取り時の押印不要の依頼も可能だ。不在時の対応として、宅配ボックスに入れず持ち戻ってほしいという指定もできる。宅配ボックスに納品する場合も、下から1~4段目以上または以下といった具体的な段数の指定が可能となっている。
両社の連携は2019年から始まっており、ユニバーサルマナー検定の取り組みを皮切りに、障害のある当事者への調査やヤマト運輸営業所のサイン監修などで協力してきた。2022年には「ユニバーサルデザインガイドライン」の策定や、ヤマトグループ独自の「ユニバーサルマナー検定」を共同開発し、障害のある方への配慮・応対力を高める環境を整えてきた経緯がある。
今回の連携は、これまでのリアルな取り組みをデジタル領域に拡大するものだ。両社は今後もデジタルとリアルの両面での協働を強化し、すべての人が安心して暮らせる社会の実現を目指すとしている。
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