テスラ、ついに自動運転レベル4へ!モデルYがテキサスでロボタクシー運行開始
テスラがついに「レベル4」の自動運転を商用運行で実現した。ただし、これは市販のモデル3やモデルYが突然、完全自動運転になる話ではない。対象は同社が実用化を狙うロボタクシー向け車両で、運行エリアも米テキサス州に限定される。
それでも、長く「運転支援」のレベル2として扱われてきたFSD(フルセルフドライビング)が、商業運行の場で初めてレベル4を名乗った意味は大きい。先行するウェイモやアマゾン(ズークス)に並んだ形だ。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro レベル4とは、決められた条件の範囲内なら人間が操作しなくても走行可能な自動運転を指す。ドライバーが「そろそろ代わってくれ」とシステムに呼び戻されるのではなく、システム側が責任を持って走り、安全に停止する。クルマ好きなら「いよいよ来たか!」と身を乗り出したくなる技術だ。
現在テスラは、テキサス州でモデルYを用いたロボタクシーサービスを実施中。生産が始まったサイバーキャブのレベル4宣言にも弾みがつく。
では、ロボタクシーがレベル4で走れるなら、普通の自家用車にもすぐ搭載されるのか? ここがややこしい。技術的には時間の問題に見えるが、制度が追いついていないのだ。
世界を見渡しても、自家用車のレベル4を正面から想定したルールは整備途上。国連もようやく自動運転システムの安全基準づくりを進めている段階だ。つまり今回は、技術が一歩先に出て、法律が後ろから全力で追いかけている構図。アメリカには「テンソル」という、自家用車のレベル4自動運転を目指す新興企業も存在するため、法整備は待ったなしの状況だ。
テスラのレベル4宣言は、ロボタクシー競争の号砲であると同時に「そのクルマ、誰が責任を持つのか」という大問題を、現実の道路へ引っ張り出したと言える。自動運転の未来が加速する一方で、法整備のスピードアップが求められる。
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