プジョー308 SW GTハイブリッド登場、レヴォーグよりコンパクトなフレンチワゴンの実力
SUV一辺倒の風潮に、ひとつの清涼剤が現れた。ステランティス ジャパンは2026年6月11日、プジョー308 SWの限定車「308 SW GT HYBRID」を全国80台限定で発売。価格は539万円(消費税込)だ。
このクルマの最大の売りは、なんといってもそのサイズ感。全長4655mm×全幅1850mm×全高1485mm、ホイールベース2730mmと、国産ステーションワゴンの代表格であるスバル・レヴォーグ(全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm)と比べると、全長で約100mm短く、全高もわずかに低い。その一方で全幅は55mm広いため、ロー&ワイドなプロポーションを強調する。日常使いで気になる取り回しの良さと、ワゴンらしい伸びやかなスタイルを両立したモデルといえる。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro パワートレインは、1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジン(最高出力136馬力・最大トルク230Nm)に、20馬力・51Nmの電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム。WLTCモード燃費は20.4km/Lを達成し、1200ccクラスとは思えない効率の良さを誇る。前輪駆動で、実用的な日常パートナーとしての資質は充分だ。
荷室も見逃せないポイントだ。リアシートは4:2:4分割可倒式を採用し、最大約1634リッターまで容量を拡大可能。ハンズフリー電動テールゲートも備え、旅行やアウトドア、長尺物の積載にも対応できる。普段使いから趣味の道具まで、ワゴンならではの積載性を存分に活かせる。
エクステリアは、プジョー最新デザインを採用。ライオンの爪痕をモチーフにしたフロントライトシグネチャー、ブラックアウト処理したヘッドライト、発光エンブレムが先進的な表情を創り出す。ボディカラーには308として初採用となる「インガロブルー」が設定され、光の加減で表情を変える上品な色合いがフレンチワゴンのエレガントさを強調する。
室内はプジョー独自の「i-Cockpit」により、小径ステアリングホイールと視認性の高いメーター、10インチタッチスクリーンを組み合わせた直感的な操作環境を実現。コネクテッドナビゲーションやChatGPTを搭載した「Peugeot i-Connect Advanced」、アルカンタラ/テップレザーシート、ヒーター付き革巻小径スポーツステアリング、スマホワイヤレスチャージャー、360度ビジョンなど、快適装備も充実。安全装備もアクティブセーフティブレーキやアクティブクルーズコントロール、レーンポジショニングアシスト、ブラインドスポットモニター、リアトラフィックアラート、マトリクスLEDヘッドライトを標準で備える。
SNSでは「サイズ感いいね」「日常の足として最高じゃん」「フランス車ってやっぱりオシャレ」「荷室が広いのはやっぱり便利」といったポジティブな声が多く見られる。SUV全盛のいま、ワゴンの良さを再評価するユーザーから熱い視線が注がれている一台だ。標準のハッチバック308と8万4000円差に抑えられた価格設定も見逃せない。クルマ好きなら、このフレンチワゴンに乗る楽しみをぜひ体感してほしい。
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