熊本地震から1週間、TSMCは通常生産復帰もホンダは8月19日まで停止、新車納期への影響は?
最大震度7を記録した熊本地震から1週間。半導体業界では、ソニーグループの画像センサー工場(熊本県菊陽町)や三菱電機のパワー半導体工場(合志市・菊池市)、ルネサスエレクトロニクスなどが復旧作業を進め、稼働を再開した。特に台湾積体電路製造(TSMC)は、地震直後に生産を停止していた菊陽町の熊本第1工場で、発生から3日目となる8月3日までに通常の生産体制へ復帰したというから、復旧の速さには驚かされる。
一方で、自動車業界は影響が長引いている。トヨタ自動車は福岡県内の3工場について、地震発生翌日の7月29日午前にいったん稼働を再開したものの、同日夕方から再び停止。8月5日までの稼働停止が決まっている。ホンダに至っては、埼玉県の2工場と三重県の工場で停止期間を延長し、8月19日まで一部を除き生産を止めることを発表した。日産自動車は、7月30日から一部停止している福岡県内の子会社の工場について、8月6日に生産を再開する方針だという。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー メーカーによって対応に温度差があるのは、部品供給の状況が異なるためだろう。熊本県内には自動車部品を扱う工場が多く、2016年の地震の際も、被害のない遠方の工場で稼働が止まるケースがあった。今回も「再開のめどが立たなかったり、部品の安定供給への懸念から稼働を止めたりするケースも残されている」と読売新聞は報じている。
例年、お盆休み期間に工場の生産ラインを休止して定期点検などを実施するメーカーも多い。そのため、本格的な稼働再開は夏季休明けの8月17日以降にずれ込むとみられる。売れ筋の人気車種を予約注文しているユーザーにとっては、新車納期の遅れが気がかりだ。地震の影響がいつまで続くのか、今後の動向を注視したい。
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