115.5万円・フレーム僅か839g! ジャイアント新型グラベル「Revolt Advanced SL」が最速すぎる
グラベルレースの世界が、また一段と速くなる。台湾の大手自転車メーカー「GIANT(ジャイアント)」が、新型グラベルレーシングバイク「Revolt Advanced SL」をリリースした。価格は115万5000円(消費税10%込)。フレーム重量はわずか839g、システム全体で18.99Wもの走行抵抗を削減したという、まさに「最速」を突き詰めた一台だ。
従来のRevoltシリーズの正常進化ではなく、ゼロから設計された新世代フラッグシップ。開発の根幹には「Total Speed System」という思想が据えられている。フレーム、フォーク、コックピット、ホイール、タイヤまですべてをひとつのシステムとして捉え、個々のパーツを単体で高性能にするだけでなく、組み合わせた状態で最大のパフォーマンスを引き出すことを目指した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro フレームにはGIANT最高峰のAdvanced SLカーボンを採用。従来のRevolt Advanced Proフレームセット比で176gの軽量化を達成し、フレーム重量は839gまで削ぎ落とされた。カーボンレイアップの精度向上により剛性のばらつきも抑制され、長距離レースでも狙ったラインを正確にトレースできる高いコントロール性能を備える。
空力性能も大幅に進化。新開発の「AeroSystem Shaping」により、各チューブ形状をグラベルレースの実速度域である30~45km/hに最適化。さらに295gの軽量ステム一体型ハンドルバー「Contact SLR XR Integrated」を採用し、ブレーキホースをフル内装化することで乱流を抑制している。
足まわりもシステム設計ならではのこだわりだ。50mmハイトのGIANT CXR 0 WheelSystemと、新開発のCADEX GXR 45mmタイヤを同時開発。ホイールとタイヤを組み合わせた状態で空力性能と転がり抵抗を最適化し、旧世代Revolt Advanced Proと比較してシステム全体で18.99Wの走行抵抗低減を実現した。新型タイヤは従来の40mmモデルと比べて前後合計で3.03Wの転がり抵抗低減を達成しながら、大容量エアボリュームによって荒れた路面でも高い走破性を発揮する。
ジオメトリーも全面的に見直された。スタックを29mm低く、リーチを8mm長く設定し、前方投影面積を抑えたレースポジションを実現。ホイールベースは1033mm、リアセンターは433mm、シート角は74.5度へ変更され、高速域での安定性とコーナリング時のレスポンスを高い次元で両立。標準では45mm幅タイヤを装着しながら、最大53mm幅まで対応する拡張性も備える。
D-Fuseカーボンシートポストが路面からの振動を効果的に吸収し、長時間のライドでも快適性を確保。OverDriveヘッドシステムによってステアリング剛性も高められ、テクニカルな下りや高速コーナーでも安心感のあるハンドリングを実現している。
国内で展開される「Revolt Advanced SL 1」は、SRAM Force XPLR AXS E1の1×13速ドライブトレインを搭載し、パワーメーターも標準装備。レースシーンで求められる装備を最初から備えた完成度の高い仕様となっている。
軽いだけでも、空力だけでも勝つことはできない。新型「Revolt Advanced SL」は、フレーム、ホイール、タイヤ、コックピットまでをひとつのシステムとして磨き上げることで、グラベルレースに必要なスピードとコントロール性能を高いレベルで融合した。その進化の先にあるのは、間違いなく勝利の瞬間だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 
今、あなたにオススメ