16年ぶりに復活!日産エルグランドが4代目へ、全車4WD+e-POWERで高級路線を極める
日産の高級ミニバン「エルグランド」が、およそ16年ぶりとなる待望のフルモデルチェンジを果たした。2026年7月16日に発表・発売された4代目モデルは、日本の高級ミニバンのパイオニアとして、再びその存在感を市場に刻み込む。
初代が1997年に登場して以来、高級ミニバンというジャンルそのものを切り開いてきたエルグランド。2代目で力強い走りと重厚感を、3代目で低床・低重心プラットフォームによるセダンライクなハンドリングを獲得し、独自の進化を遂げてきた。しかし、3代目は15年以上にわたるロングセラーとなり、その間のライバル車の台頭もあって、次世代モデルを待ち望む声は少なくなかった。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro そうした期待に応える形で、新型は2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開。そして満を持しての正式発売となった。
エクステリアは、スピード感と威厳をあわせ持つデザインが特徴だ。フロントグリルやリアの横一文字ランプには、日本の伝統工芸「組子」の模様を採用。日本の美意識を感じさせる佇まいに仕上げられている。ボディサイズは全長4995mm×全幅1895mm×全高1975mm、ホイールベース3000mmと先代からひとまわり大型化。しかし最小回転半径は5.8mに抑えられ、取り回しへの配慮も忘れない。
インテリアは、プライベートラウンジを思わせる上質な空間だ。ドアには組子模様と調和するキルティングを施し、ダッシュボードには国内モデル初となる14.3インチの大型ディスプレイと64色のアンビエントライトを配置。シートには肌触りの良い新素材「テーラーフィット」を採用し、助手席と2列目では同時にオットマンが使用可能。2列目には「ゼログラビティシート」も備わる。
さらに、世界初となる走行音や路面ノイズを抑えるシステムや、高性能な遮音材、上級仕様にはBOSE製22スピーカーシステムを搭載し、車内は静かで臨場感のある空間となる。
パワートレインは、第3世代に進化した「e-POWER」を搭載。新開発の1.5リッターターボエンジンを発電用とし、5つの機能を一体化した電動ユニットと大出力モーターを組み合わせる。駆動方式は全車が電動駆動4輪制御「e-4ORCE」による4WD仕様だ。足回りには最新サスペンションや停車時の揺れを抑制する機能を備え、6種類の走行モードで路面に応じた快適な乗り心地を提供する。
運転支援技術は、ベースグレードから「プロパイロット」を標準装備。オプションで「ナビリンク機能付プロパイロット」や、時速50km以下での渋滞時ハンズオフ走行に対応する「プロパイロット2.0」も選択可能だ。
価格は、ベースグレード「X e-4ORCE」が689万7000円、上級仕様の「G e-4ORCE」が757万9000円(消費税込)。16年ぶりの全面刷新で、エルグランドは再び高級ミニバンの頂点を目指す。
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