日産NV200バネットで選ぶならどっち? マイルームとマルチベッド、170万円の差はここに出ている
日産 NV200バネットには、車中泊に特化した2つの特装車がラインナップされている。「マイルーム」と「マルチベッド」。どちらも寝られるコンパクトバンだが、そのキャラクターはまるで違う。価格差は実に約170万円。この差は単なる装備の違いではなく、車中泊のスタイルそのものを変える選択肢だ。
まず、「マイルーム」は“小さな動く部屋”をコンセプトに、車内で過ごす時間そのものを楽しむためのクルマだ。2列目には2 in 1シートを採用。走行時は前向きのドライブモード、停車時はリア側を向いたリビングルームモード、さらに平置きベッドと組み合わせてベッドルームモードへと切り替わる。スライドテーブルも標準装備され、コーヒーを飲んだり、食事をしたり、PC作業をするといった使い方が自然にできる。まさに「過ごすためのクルマ」だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 2025年12月の一部仕様向上では、サンドベージュのモノトーンが新たに追加された。さらに、マイルーム専用の断熱材をルーフ、スライドドア、バックドアに採用。車中泊時の快適性を高める改良が施されている。価格は2WDが484万3300円、4WDが515万7900円。ベースはバンDXの5人乗りで、最大積載量は400kg。決して安くはないが、日産純正でここまで車内のくつろぎ感を作り込んだコンパクトな車中泊仕様は、他に類を見ない存在だ。
一方、「マルチベッド」は“移動基地”としての実用性を追求したモデル。荷室にはベッドシステムと硬質塩化ビニール張りのフロアパネルを装備。ベッド下にも荷物を積めるし、後部のベッドを左右に跳ね上げれば大きな荷物も運べる。フロアは汚れても拭き取りやすいので、釣り、キャンプ、サーフィン、自転車といったアウトドア趣味との相性は抜群だ。
価格はワゴン16X-2R 2WDが307万6700円、バンGX 2WDが319万5500円、バンGX 4WDが355万9600円。さらにアウトドア感を強めたバンGXアウトドアブラックエディションも用意され、2WDが332万4200円、4WDが368万8300円。マイルームよりかなり手が届きやすい価格設定だ。
ただし、マルチベッドにはマイルームのような2 in 1シートやスライドテーブルは標準装備されていない。あくまで遊び道具を積んで、現地で寝られる実用仕様。その違いを理解した上で選ぶ必要がある。
結論は明快だ。車内でゆっくり過ごす時間を買うならマイルーム。趣味道具を積んで気軽に泊まるならマルチベッド。同じNV200バネットの車中泊仕様でも、マイルームは小さなワンルーム、マルチベッドは遊べる荷室。似ているようで、選び方はけっこうはっきりしている。あなたはどちらのスタイルを選ぶ?
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