ヤリスクロス2026年改良の真価 10.5インチ大画面と新色で隙なしに
トヨタのコンパクトSUV、ヤリスクロスが2026年3月に一部改良を受けた。外観は大きく変わっていないように見えるが、実は日常で効く進化が詰め込まれている。その中でも最大のトピックが、10.5インチディスプレイオーディオPlusの採用拡大だ。
対象はZアドベンチャー、Z、Gといった上位・中核グレード。これまでのコンパクトSUVでは「画面が小さい」と感じることもあったが、10.5インチのHDディスプレイが標準装備となれば話は別。地図の見やすさ、メニュー操作のしやすさ、バック時の視認性が格段に向上する。しかも、コネクティッドナビ対応、フルセグTV、USB Type-C、HDMI入力、Apple CarPlay、Android Auto、Miracastまで網羅。スマホ連携を重視するドライバーにとって、これは走りや燃費と同じくらい重要な装備だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 価格はガソリンXの2WDが212万6300円から、ハイブリッドXの2WDが251万200円から。売れ筋のGはガソリン2WDが234万1900円、ハイブリッド2WDが271万2600円。上級グレードほど満足度が高まる構成だ。
ボディサイズは全長4180~4200mm、全幅1765mm、全高1590mm。狭い道や立体駐車場でも扱いやすいこの“ちょうどよさ”は健在だ。燃費も強烈で、ハイブリッドXの2WDがWLTCモードで30.8km/L、Gの2WDでも30.2km/L。ガソリン車でもXの2WDが18.9km/L、Gの2WDが18.8km/Lと優秀。走り重視ならハイブリッド、コスト重視ならガソリンと、選び方の軸も明確だ。
さらに2026年改良では新色アーバンロックを設定。RAV4などで人気の渋いグレー系で、ヤリスクロスの都会派SUV感を一層引き立てる。4WD系では寒冷地仕様の扱いも見直されており、雪国ユーザーへの配慮も忘れていない。
派手な“全部変わった”感はないが、買ってから効いてくるのが今回の改良だ。画面が大きく、燃費が良く、サイズが扱いやすく、色も今っぽい。ヤリスクロスが売れ続ける理由が、ますます隙なくなった。目下受注が難しい状況だが、一刻も早い再開を期待したい。
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