トヨタ ヤリスクロスが納期半年超えの大盛況! リッター30.8km&212万円台の“ちょうど良すぎる”コンパクトSUVの実力
トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」が、いま記録的な売れ行きを見せている。日本自動車販売協会連合会の発表によると、2026年上半期の乗用車販売台数でトヨタ「ヤリス」シリーズが1位を獲得。その一角を担うヤリスクロスは、登場から7年が経過した今も衰えを知らない。
現行ヤリスクロスは2020年8月にデビュー。1999年登場の「ヴィッツ」から続くコンパクトカーの系譜を受け継ぎ、2020年に4代目へ刷新された際に国内でも「ヤリス」へ名称統一された。そのヤリスと共通のTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、凝縮感あるボディにSUVらしい力強さをプラスしたプロポーションが特徴だ。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro ボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm、ホイールベース2560mm。パワートレインは1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドの2本立てで、ともにFFと4WDを用意。WLTCモード燃費はハイブリッドで最大30.8km/Lという低燃費を達成している。
安全装備も充実しており、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備。高度運転支援「トヨタチームメイト(アドバンストパーク)」はトヨタのSUVとして初採用となった。2022年には「GR SPORT」と「Z“Adventure”」を追加設定し、2024年1月にはグリルデザイン変更や7.0インチディスプレイ標準化などの一部改良を実施。
そして2026年2月の改良では、上級グレードに10.5インチディスプレイオーディオを新採用し、4WD車の寒冷地仕様を標準化。新色「アーバンロック」も追加された。さらに同年8月にはGR SPORT向けの一部改良も行われ、10.5インチディスプレイオーディオとナノイーXが加わっている。
価格はエントリーグレード「X」(ガソリン・2WD)の212万6300円から、最上級「Z“Adventure”」(ハイブリッド・E-Four)の335万5000円まで。200万円台から狙える手頃な価格設定も人気の理由だ。
販売現場の声を聞くと、関東圏のトヨタ販売スタッフは「2026年2月の改良で8インチから10.5インチへ画面が拡大され、納車時や試乗時の評価が格段に上がった。『地図やナビが見やすくなった』『バックカメラの視認性が良く安心して駐車できる』と絶賛されている。一番納期がかかっているのは上級グレードのZ“Adventure”で、お届けまで半年以上待っていただく状況」と明かす。
関西圏の販売スタッフも「取り回しのしやすいコンパクトサイズ、ハイブリッドでリッター30km前後の燃費、200万円台から買える価格設定は他社にない強み。“普段使いにちょうど良すぎる”と指名買いで来店されるお客様が絶えない。現行モデル登場から7年経っても人気は衰えず、今ご注文いただいても年内納車は厳しい」と話す。
小さなボディに効率と実用性をギュッと凝縮したヤリスクロス。改良を重ねて商品力を高めながら、いまだ納期半年超えの売れ行きを見せる人気は、しばらく続きそうだ。
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