ポルシェ911カレラSに3年ぶりMT復活!6速マニュアルで473馬力、北米限定
ポルシェ・カーズ・ノースアメリカは2026年8月13日、北米市場限定の2027年モデルとして「911カレラS ウィズ MTパッケージ」を発表した。現行992.2型のカレラSは、登場時にトランスミッションを8速PDKのみに絞っていたが、北米の顧客からマニュアル復活を求める声が強く寄せられ、今回の6速MT搭載仕様が追加された形だ。
駆動方式はRR(後輪駆動)のみ。パワートレインには最高出力473馬力を発揮する3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載する。改良前の992.1型北米仕様では2024年モデルに7速MTが設定されていたため、モデルイヤーで見ると約3年ぶりのMT復活となる。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 今回採用されたのは従来の7速ではなく6速MT。高い動力性能だけでなく、クラッチとシフトレバーを操るアナログなドライビングの楽しさを重視したモデルとして仕立てられている。
走りに関わる装備も充実。リアアクスルステアリング、車高を10mm下げるPASMスポーツサスペンション、スポーツクロノパッケージ、専用チューニングを施したエキゾーストなどを標準装備。MT車らしいアクセントとして、ウォールナット製のシフトノブも採用された。
さらに、911カレラSとして初となるセンターロック式ホイールを標準装備。通常のカレラS用ホイールと比較して17ポンド(約7.7kg)以上の軽量化を達成している。4ウェイのスポーツシートプラス、ブラックトリム付きチタン製エキゾーストアウトレット、Sport Designフロントバンパーも標準装備。リアには赤い「S」のモデルエンブレムを配し、通常のカレラSとの差別化を図る。
車両重量はクーペで3327ポンド(約1509kg)。6速MTを標準装備する911カレラTクーペと比べても、重量増はわずか11ポンド(約5kg)に抑えられている。ブレーキはフロント408mm、リア380mmの鋳鉄製ディスクを採用し、フロントに6ピストン、リアに4ピストンの固定式キャリパーを装備。オプションでPCCB(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)も選択できる。
内外装のカスタマイズ性も高く、ボディカラーは17色を用意するほか、ペイント・トゥ・サンプルやペイント・トゥ・サンプル・プラスにも対応。インテリアは70種類を超えるレザー仕様から選択可能。専用エクステリアパッケージでは、ブラック仕上げのHDマトリックスデザインヘッドライトやCeramicaカラーのホイールなどを設定。ドアを開けた際に地面に6速MTのシフトパターンを投影する専用ライトも備わる。
911カレラS ウィズ MTパッケージは、発表と同時に北米のポルシェセンターで受注を開始。納車は2026年末までに始まる予定だ。価格はクーペが16万7100ドル(約2660万円、2026年8月中旬時点の為替レート)、カブリオレが18万1000ドル(約2882万円)。現時点で日本への導入は明らかにされていないが、カレラSに復活した6速MT仕様だけに、国内展開にも期待がかかる。
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