ダイナミックマップの3D空間プラットフォーム、東京建物が不動産開発に活用へ
クルマやバイクの走行環境を語る上で、道路の3次元データは欠かせない存在になりつつある。そんな中、ダイナミックマッププラットフォームが提供する総合3D空間プラットフォーム「3Dmapspocket」が、東京建物に採用されたことが発表された。不動産大手がなぜこのツールを選んだのか、その中身をざっくり紹介しよう。
「3Dmapspocket」の最大の特徴は、同社が全国の高速道路・自動車専用道路・主要幹線道路で取得した3次元点群データと、Googleが提供する「フォトリアリスティック3Dタイル」を統合した点にある。つまり、実際の道路形状や周辺構造物を極めて高い精度で再現した3D空間を、ブラウザ上で扱えるプラットフォームなのだ。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro このプラットフォームを使えば、計測、分析、配置といった複合的な空間検証をワンストップで実行可能。実世界に限りなく近い高精度な3D空間データをベースに、任意の3Dオブジェクトを配置したり、建物からの眺望や室内の任意地点からの見え方をシミュレーションしたりできる。不動産開発の計画立案や景観検討に活用するという東京建物の判断は、まさにこの実用性の高さに着目したものだろう。
クルマ好きの視点で見ると、この技術は自動運転の高精度地図や、ドライブルートの事前確認、さらにはモータースポーツのコース解析などにも応用できそうなポテンシャルを秘めている。実際、ダイナミックマッププラットフォームは自動運転向けの3次元地図データで知られる企業だ。今回の不動産分野への展開は、クルマ社会のインフラデータが、別の産業でどう活かされるのかを示す好例と言える。
道路の3次元データが、単なるナビや自動運転のためだけでなく、街づくりそのものに貢献し始めている。これからのクルマと道路の関係を考える上で、見逃せない動きだ。
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