メルセデス・ベンツ新型CLA、全長4.7mでリッター20km超えの低燃費が話題に
メルセデス・ベンツが2026年7月9日に発売した新型「CLA」と「CLAシューティングブレーク」が、早くも販売店で大きな話題を集めている。全長約4.7mの4ドアクーペセダンとワゴンは、リッター20kmを超える低燃費と先進機能のフル装備で、先代からの乗り替えも多発しているという。
2013年に初代が登場したCLAは、メルセデスのデザイン哲学「Sensual Purity(官能的純粋)」を体現し、シンプルながら流麗なフォルムで支持を集めてきた。2015年には実用的なシューティングブレークが追加され、今回の3代目はドライブトレイン、トランスミッション、プラットフォーム、サスペンション、デジタル体験をすべて刷新したフルモデルチェンジだ。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー プラットフォームには、EVを主軸に開発されながら内燃機関にも対応する新世代の「Mercedes-Benz Modular Architecture」を採用。車両制御OSは自社開発の「MBOS」で、新型Sクラスに続く採用となる。さらに、第4世代のインフォテイメントシステム「MBUX」は、Googleの地図データや交通情報、独自のUI/UX、複数の生成AIを統合した「MBUXバーチャルアシスタント」を搭載し、デジタル体験を大幅に進化させた。
エクステリアは、伸びやかなホイールベースと低く流れるルーフライン、ショートオーバーハングが特徴。フロントにはクロームのスターパターンが光るイルミネーテッドラジエターグリルを配し、ヘッドライトとリアランプにはスリーポインテッドスターをモチーフにしたライトシグネチャーを採用。フレームレスドアやシームレスドアハンドル、空力に優れたリアディフューザーも取り入れられた。
インテリアは、従来の造形から先進的な空間へと一新。車内には「MBUXスーパースクリーン」が広がり、ドアセンターパネルやセンターコンソールにはフローティングデザインを採用。CLA初の大型パノラミックルーフが標準装備され、センターブレースなしの一体型固定式ガラスルーフが開放感を演出する。
パワートレインは全車1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと48Vハイブリッドシステムの組み合わせ。ミッションは新開発の8速DCTで、電気モーターとインバーターが統合され、発進の滑らかさと加速効率、静粛性が向上した。エントリーモデルの「CLA 180」は最高出力136馬力のエンジンに22kWのモーターを組み合わせ、WLTCモードで20.3km/Lの燃費を達成。「CLA 220」は190馬力のエンジンに同22kW(29.9馬力)のモーターを組み合わせ、燃費は20.2km/Lだ。
ボディサイズは全長4725-4730mm×全幅1835mm×全高1455-1470mm、ホイールベースは2790mm。価格はCLA 180が598万円、CLA 220が687万円、CLA 180シューティングブレークが621万円、CLA 220シューティングブレークが710万円(いずれも消費税込み)。さらに、350台限定の「CLA 180ローンチ エディション」が699万円から設定されている。
首都圏のメルセデス・ベンツディーラーに話を聞くと、「初代や2代目CLAからのお客様からの問い合わせが非常に多く、展示車が用意された時点で連絡してほしいというリクエストが殺到している」とのこと。別のディーラーからは、「価格上昇を懸念する声もあるが、CLAは劇的に値上げしておらず、第4世代MBUXや新プラットフォームの採用を考慮すれば納得できる価格設定だ。実車を見て進化を確かめてほしい」と話す。
コンパクトで扱いやすいCLAの魅力は不変。新型の完成度の高さに、気になるなら早めにディーラーへ足を運ぶ価値がありそうだ。
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