シエンタよりひと回り大きい5人乗りミニバン 6速MT+観音開きドアのルノー・カングー クルール
フランス生まれの個性派ミニバン、ルノー「カングー」に、またもや心くすぐられる限定車が登場した。その名は「カングー クルール」。フランス語で「色」を意味するこのシリーズは、2010年の日本導入以来、カングーに鮮やかな彩りを添えてきた。今回のクルールは、ブルー ドラジェと呼ばれる専用ボディカラーにブラックバンパーを組み合わせ、カジュアルかつタフなムードに仕上げている。ブラックのドアミラーやドアハンドル、サイドプロテクションモール、スライドレールガーニッシュも採用し、通常モデルとはひと味違う表情を見せる。
ボディサイズは全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベースは2715mm。トヨタ「シエンタ」と比べると、全長で230mm、全幅で165mm、全高で115mm大きい。ホイールベースはシエンタの2750mmに対して35mm短いが、室内空間の広さは折り紙付きだ。なんといっても、カングーの真骨頂はリアの観音開きドア「ダブルバックドア」。左右のドアは90度と約180度の2段階で開くため、狭い駐車場でも大きな荷物でも臨機応変に対応できる。荷室容量は5人乗車時で775リットル、後席を倒せば最大2800リットルまで拡大。キャンプ道具や自転車も余裕で積み込める。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro パワートレインは2種類。ガソリン車は1.3リッター直列4気筒ターボエンジン(最高出力131馬力、最大トルク240Nm)に電子制御7速AT(7EDC)を組み合わせる。ディーゼル車は1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力116馬力、最大トルク270Nm)に6速MTを組み合わせた。駆動方式はともにFF。MT好きにはたまらないディーゼル+MTの組み合わせが、いまだに選べるのがカングーの魅力だ。
限定車ならではの装備も充実。悪路でのトラクションを確保するエクステンデッドグリップや16インチのオールシーズンタイヤ、マルチルーフレールを標準装備。インテリアはファブリックとレザー調素材のコンビシートを採用し、ガソリン車には10インチ、ディーゼル車には7インチのデジタルインストゥルメントパネルを装備する。安全装備も万全で、アクティブエマージェンシーブレーキやエマージェンシーレーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロールを標準装備。ただし、ストップ&ゴー機能はガソリン7EDC車のみとなる。
価格はガソリン車、ディーゼル車ともに449万円(消費税込)。販売台数はガソリン車30台、ディーゼル車50台の合計80台で、予約申込期間は2026年7月16日から同月26日まで。希望者が販売予定台数を超えた場合は抽選となる。なお、3列7人乗りの「グランカングー クルール」も70台限定で用意され、こちらは1.3リッターガソリンターボ+7EDCで価格は482万円だ。
街中で見かけるだけでほっこりするカングー。その中でも特に色気のあるクルールは、まさに今しか手に入らない一台。抽選必至の争奪戦、覚悟して臨みたい。
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