全長5m、272馬力の新型アウディA6アバントが登場。レヴォーグ超えの実用ワゴン
アウディ ジャパンが2026年6月25日に発売した新型「A6アバント」が、クルマ好きの間で静かな熱気を呼んでいる。全長5mの堂々たるボディに、272馬力を誇るガソリンターボエンジン、そしておなじみの4WDシステム「クワトロ」を標準装備。プレミアムアッパーミディアムセグメントに位置するこのワゴン、その実力やいかに。
まずはそのサイズ感から見ていこう。全長5000mm、全幅1875mm、全高1485mm、ホイールベースは2925mm。日本で人気のスバル「レヴォーグ」と比較すると、全長で245mm、全幅で80mmも大きい。一方、全高はレヴォーグより15mm低く、低く伸びやかなワゴンらしいプロポーションを実現している。まさに「存在感」という言葉がぴったりだ。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro エクステリアは、ロングノーズと長いホイールベースによる流麗なシルエットが特徴。ソフトな面構成とシャープなラインを巧みに組み合わせ、エレガントさとスポーティさを両立。大型シングルフレームグリルやスリムなヘッドライトが精悍な表情を作り出す。実用車然とした印象を抑えたスタイリッシュなデザインは、SUVにはない上品さを感じさせる。
パワートレインはガソリンとディーゼルの2本立て。ガソリンモデルの「A6 Avant 200kW TFSI quattro」は、2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力272馬力、最大トルク400Nmを発揮。一方、ディーゼルモデルの「A6 Avant 150kW TDI quattro」は、同排気量のディーゼルターボで204馬力、400Nmを発生。いずれも7速デュアルクラッチのSトロニックとクワトロを組み合わせる。
特筆すべきは、全車に48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEV plus」を搭載した点だ。発進時や追い越し時には最大24馬力のモーターアシストと230Nmのトルクを追加。減速時には最大25kWのエネルギーを回生する。低速走行や駐車時には条件次第で部分的な電動走行も可能で、スムーズな走りと燃費向上に貢献する。実際、ガソリンモデルのWLTCモード燃費は14.8km/L、ディーゼルモデルに至っては17.3km/Lを達成。全長5m級の4WDプレミアムワゴンとしては、驚異的な効率の良さだ。
室内は「ヒューマンセントリック」な思想で設計。11.9インチのバーチャルコックピット、14.5インチのMMIタッチディスプレイに加え、助手席用10.9インチのMMIパッセンジャーディスプレイが全グレード標準装備。助手席の乗員もインフォテインメントを操作でき、ロングドライブの快適性を高める。
ライト周りも最新技術満載。ヘッドライトは48個のLEDセグメントを持つデジタルマトリクスLED、リアは左右それぞれ198個のセグメントを持つデジタルOLEDリアライトを採用。MMIを通じて8通りのライティングパターンから選択できる。運転支援も充実しており、高速道路での車線変更アシスト機能を追加したアダプティブクルーズアシストプラスや、最大50mのリバースアシスト、最長200mのメモリー機能、カーブストーンアシストを備えたパークアシストプロなどを搭載。
価格は、A6 Avant 200kW TFSI quattroが927万円、A6 Avant 150kW TDI quattroが940万円(いずれも消費税込)。SNSでは「めっちゃカッコいい」「低くて長いワゴンはやっぱりいい」「レヴォーグより大きいのは迫力ある」「272馬力あれば十分楽しそう」といった声が多く見られる。価格帯は確かに飛び抜けているが、その内容と魅力は本物だ。
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