ヤマハ、220万円のフラッグシップ4輪バギー「グリズリーEPS XT-R」を発表! 700cc水冷エンジン搭載
ヤマハ発動機が、国内向けATV(四輪バギー)の頂点に立つ新型フラッグシップモデル「GRIZZLY EPS XT-R(グリズリー イーピーエス エックスティーアール)」を2026年7月24日に発表した。完全受注生産モデルとして展開され、初回受注期間は同年7月24日から9月14日まで。実際の納車は2027年4月30日を予定している。
気になる価格は消費税込みで220万円。ボディカラーには渋めのチタニウムブロンズが採用された。この新型グリズリーは、北米市場でレクリエーションや農業用途に広く使われるATVの中でも、ユーティリティモデルの最高峰に位置づけられる一台だ。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 車体サイズは全長2070mm、全幅1250mm、全高1270mm。車両重量は355kgと、オフロードを駆け回るには十分な軽さを誇る。心臓部には、低速から扱いやすく、中速域では力強さを発揮するリニアなスロットルレスポンスが特徴の、総排気量686cc水冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載。これに組み合わされるのは、耐久性に優れたウルトラマチックVベルト式CVTで、急な下り坂でも滑らかなエンジンブレーキが効くよう設計されている。
駆動システムには、走行状況に応じて「2WD」「リミテッドスリップデフ4WD」「デフロック4WD」の3モードをライダーが任意で切り替えられるオンコマンド4WDシステムを採用。足回りは前後独立式のダブルウィッシュボーンサスペンションと27インチの大径タイヤを履き、最低地上高は約300mmと余裕たっぷりだ。
さらに、岩や木の根などの障害物から車体を守るフロントバンパーやスキッドプレート、そして路面からの外乱を抑え操舵負担を軽減するEPS(電動パワーステアリング)も標準装備。悪路走破性と快適な操作性を高い次元で両立させている。
実用装備も充実。フロントには、スタック脱出を助ける米国WARN社製ウインチ(約1134kgの牽引力)を標準搭載。リアには約600kgの牽引能力を持つ2インチヒッチレシーバーを備え、前後のスチール製キャリアには合計約140kgまでの荷物を積載できる。
ただし、注意すべき点もある。本モデルは国土交通省の認定を受けていないため、ナンバープレートの取得および公道での走行は不可能。私道や農道、海辺など、人や車両が自由に出入りできる場所は道路とみなされるため走行不可だ。使用範囲はクローズドの敷地や私有地内などに限られる、純粋なオフロード専用車両であることを忘れてはならない。
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