直6ターボ400馬力、全長5mの新型BMW X5がついに登場! ランクル300と比較
BMWが2026年6月30日(現地時間)、5代目となる新型「X5」(G65型)を世界初公開した。1999年に初代が誕生した「スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)」の先駆け的存在であり、今回のフルモデルチェンジは約8年ぶり。日本への導入は2027年初頭が予定されている。
新型X5の最大のトピックは、駆動方式の幅広さだ。ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、完全電気自動車(iX5)に加え、将来追加予定の水素燃料電池車(iX5 Hydrogen)を含め、5種類ものパワートレインを用意する。内燃エンジンモデルには48Vマイルドハイブリッド技術が採用され、いずれも8速ステップトロニックATとインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を組み合わせる。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro ここでは、まずガソリンモデルの「X5 40 xDrive」に注目。搭載されるのは3リッター直列6気筒ガソリンエンジンで、システム最高出力は294kW(400馬力)、最大トルクは580Nmを発揮。0-100km/h加速は5.3秒、最高速度は250km/hに達する。一方、ディーゼルモデルの「X5 40d xDrive」は同排気量の直6ディーゼルエンジンを搭載し、システム最高出力230kW(313馬力)、最大トルク670Nmを発生。0-100km/h加速6.1秒、最高速度230km/hという実力だ。
エクステリアは、直立したフロントフェイスが最大の特徴。垂直基調の「BMWキドニーグリル アイコニック・グロー」と、デイタイムランニングライトに「ダブルXライト・アイコン」を用いたアダプティブLEDヘッドライトが、昼夜を問わず存在感を放つ。ドアハンドルはボディと一体化した「BMWウィングレット」を採用し、サイドビューに一体感をもたらしている。
ボディサイズは全長4994mm×全幅2000mm×全高1751mm、ホイールベースは3035mm。国産大型SUVの代表格であるトヨタ「ランドクルーザー300」GR SPORT(全長4965mm×全幅1990mm×全高1925mm、ホイールベース2850mm)と比較すると、全長で29mm、全幅で10mm大きい一方、全高は174mm低く、スポーティなプロポーションが際立つ。
インテリアも大幅に進化。天然素材のスレート(粘板岩)をBMWとして初採用し、ガラスのアクセントやドア/ダッシュボードの「X」ステッチで上質な空間を演出。コックピットには、フロントウインドー下部いっぱいに情報を映し出す「BMWパノラミック・ビジョン」やフリーカットデザインのセンターディスプレイからなる「BMWパノラミックiDrive」を搭載する。助手席用の14.6インチ「BMWパッセンジャー・スクリーン」も初採用され、走行中でもエンターテインメントを楽しめる。
運転支援システムには「BMWシンビオティック・ドライブ」を採用。システム作動中でもドライバーが加速やステアリング、ブレーキを操作でき、アシスト機能とドライバー操作の自然な連携が図られている。
生産は2026年8月から米国のスパルタンバーグ工場で開始予定。ドイツ本国での価格は、X5 40 xDriveが9万8800ユーロ(約1843万円)、X5 40d xDriveが9万4800ユーロ(約1768万円)と発表されている。日本仕様の正式なラインナップや価格は未公表だが、BMW日本法人の公式サイトではガソリンモデルのX5 40 xDriveが紹介されており、まず同モデルが導入される可能性が高い。
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