BYDラッコ、発売8日で741台受注の快挙!最上級グレードが70%を占める理由
BYDが日本専用車として開発した軽EV「ラッコ」が、発売からわずか8日間で741台を受注する好スタートを切った。2026年7月28日に発売されたこのモデルは、予約受注をほとんど行わず、先代からの乗り替え需要もない状態でのこの数字は、軽EVとしては異例の立ち上がりと言える。
注目すべきは、受注の70%以上を最上級グレード「300プレミアム」が占めている点だ。ラッコは全3グレード展開で、ベーシックな「200」が214万5000円、中級の「300プラス」が239万8000円、上級の「300プレミアム」が249万7000円。なぜ最上級が最も売れているのか、その理由は価格設定の妙にある。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon まず、200と300プラスを比較しよう。価格差は25万3000円だが、300プラスではリチウムイオン電池が拡大され、航続距離(WLTCモード)が200の210kmから1.5倍の320kmに向上。加えて、幼児置き去り検知機能、フォグランプ、アルミホイール、前席&ステアリングヒーター、防水加工の上級シート表皮など、約21万円相当の装備が追加される。つまり、実質約4万円の上乗せで航続距離が1.5倍になる計算だ。一般的に、約13kWhの電池容量増加で航続距離が110km伸びれば20万円以上の価格アップは当たり前。それを考慮すると、300プラスは約40万円分の価値を25万3000円で手に入れられることになる。
さらに300プレミアムは、300プラスから9万9000円高いだけ。その差額で、アラウンドビューモニター、運転席電動調節機能、カップホルダーの保温機能など15万円相当の装備が加わる。つまり、上級グレードになるほど割安感が強まる設計なのだ。
生産は200からスタートしており、納期は約2カ月。一方、人気の300プラスと300プレミアムは3〜4カ月待ちとなる。販売店も「300プレミアムが全体の70%以上を占める人気グレード」と認める。
ラッコは軽EVでありながら、内装も決して安っぽくなく、上質な仕上がり。補助金面では他社製軽EVと比べて不利な面もあるが、この価格と性能のバランスを考えれば、総合的にお買い得と言えるだろう。日本市場に投入されたBYDの「黒船」が、軽EV市場にどんな波紋を広げるのか、今後の動向から目が離せない。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 
今、あなたにオススメ