ポルシェ911タイプ991、革新と古典が融合した第7世代を50ページ大特集
ポルシェ911専門誌『911DAYS』のVol.104が、インロックより発売された。今回の巻頭を飾るのは、第7世代にあたる「タイプ991」を50ページにわたって徹底解剖する特集だ。
同誌が注目するのは、タイプ991が持つ「革新」と「古典」という二面性。1965年の登場以来、911は空冷時代から独特のスタイルを守り続けてきた。短いホイールベースと長い前後オーバーハング、丸みを帯びたヘッドライト、直立したフロントガラス、2+2のキャビン、そして垂れ下がったテール。そんな伝統的なプロポーションが、タイプ991で大きく変化した。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 先代のタイプ997と比較すると、全長は56mm、ホイールベースは100mmも延長。これにより、それまでの911の象徴だった短いホイールベースと長いオーバーハングのバランスは一新され、キャビンも前後方向に拡大。天地を薄く見せるデザインで、低く伸びやかなスタイルを実現している。
しかし、タイプ991は911の伝統的なメカニズムをしっかりと継承。フラット6エンジンを後輪より後方に搭載し、後輪を駆動するリアエンジン・リア駆動のレイアウトはそのままだ。ホイールベース延長による走行安定性の向上や電子制御技術の進化を取り入れながらも、リアエンジンならではの走りの個性は色あせていない。
同誌はこのタイプ991を「革新と古典の見事な融和」「今と昔のいいとこ取り」と評し、その魅力を「五感」をキーワードに掘り下げている。特集は全5パート構成で、選び方のステップや視覚・触覚・聴覚・味覚で楽しむ視点からアプローチ。すでにタイプ991を所有するオーナーはもちろん、これから手に入れたいと考えるポルシェファンにも必見の内容だ。
また、今号にはポルシェの真髄をBEVで再現する話題や、夢を形にするポルシェ・ゾンダーブンシュの世界、992GT3RSへのコンピューターチューン事情など、読み応えのある記事も満載。さらに、別冊付録として『全国ポルシェ専門店電話帳2026年版』が付属。全国ポルシェセンターリストも収録されており、グローブボックスに入れておけるサイズ感も嬉しい。
911ファンならずとも、第7世代の魅力を再発見できる一冊だ。
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