ヤマハ、東京フォーミュラEで初ナイトレース制すか? 上海優勝の勢いそのままに
7月25日と26日、東京ビッグサイトでABB FIA フォーミュラE世界選手権「2026 TDK Tokyo E Prix」が開催される。日本初のフォーミュラEナイトレースとなるこの一戦に、注目のチームがいる。それが「ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム」だ。
ヤマハ発動機が電動パワートレインを供給するこのチームは、英国の老舗レーシングカー開発会社ローラカーズとテクニカルパートナーシップを結び、ドイツのレーシングチームABT(アプト)と共にシーズン11から参戦。参戦2年目となる今シーズンも、「電動パワートレインにおける究極のエネルギーマネジメント技術」の獲得を目指して挑戦を続けている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon その成果が、7月5日に上海で行われたシーズン12第13戦で結実した。ドライバーのルーカス・ディ・グラッシ選手が1位を獲得し、チームとして初優勝を飾ったのだ。フォーミュラE創設から12年の歴史の中で、参戦2年目での優勝は類を見ない快挙。まさにヤマハの技術力とチームの結束が生んだ勝利と言える。
ルーカス・ディ・グラッシ選手は、フォーミュラE創設当初からレースマシンのコンセプト実証用プロトタイプ開発に深く関わり、シリーズの礎を築いた一人。シーズン1から参戦し、多くの勝利と表彰台を経験してきたシリーズ屈指の成功を収めたドライバーだ。ローラ・ヤマハABTには始動時から関わり、チームの成長に大きく貢献してきた。
そんなディ・グラッシ選手は、今シーズンをもってプロレーシングドライバーを引退することを発表している。そのため、東京大会を含む残り4戦は、彼の雄姿を目に焼き付ける最後のチャンス。上海での勝利後、彼は「残り4戦、今シーズンの最後まで全力を尽くします」と語っており、母国レースでの走りにも一層の注目が集まる。
東京大会は、レースだけでなく併催イベント「ファンビレッジ」(入場無料)も見逃せない。ヤマハ発動機は「技術への挑戦を続け、感動と幸せを未来に繋げる」をテーマに、電動化技術や人に寄りそう技術を紹介。同社のオリジナルキャラクター「ニャイケン」の実物大モデルへの試乗も可能だ。
日本勢では日産自動車による「ニッサン・フォーミュラEチーム」も参戦しており、ローラ・ヤマハABTと同じく母国レースだけに活躍が期待されている。
「2026 TDK Tokyo E Prix」は、7月25日と26日、東京ビッグサイトで開催。予選は両日とも15時40分~16時48分、レースは20時05分~21時05分。ファンビレッジは14時00分~22時00分まで開かれる。ヤマハの電動パワートレインが、東京の夜空をどう駆け抜けるのか。その走りから目が離せない。
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