トヨタGRが仕掛けた700馬力ツインエンジンカムリ、富士で爆誕
トヨタGRがまたとんでもないマシンをぶちかました。6月に富士スピードウェイで行われたスーパー耐久シリーズの富士24時間レース会場で、モリゾウこと豊田章男会長が率いるチームGAZOO Racing(GR)と、ジャイアーノこと中嶋裕樹副社長率いるチームTOYOTA Racing(TR)による「北米生産カムリ カスタム対決」が敢行された。
GRが投入したのは、今秋に日本導入が予定されている北米生産のカムリをベースにしたカスタムモデル。開発にはレーシングドライバーの佐々木雅弘選手も参加。フロントバンパー、オーバーフェンダー、サイドスプリッターといった迫力のエアロパーツが装着されており、将来的な市販化も視野に入れているという。ベースのスポーティなイメージを壊さず、よりアグレッシブに仕立てたスタイルは見る者の心を掴む。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon しかし、最大の驚きはその中身だ。フロントバンパー内のインタークーラーに刻まれた“GR-FOUR”の文字が示す通り、ベースの前輪駆動から四輪駆動へと変更。ただの4WDではない。前輪はフロントに搭載された3気筒ターボが、後輪はリアに搭載された4気筒ターボが駆動する、ツインエンジン方式を採用しているのだ。
搭載エンジンの詳細は明かされなかったが、フロントにはGRヤリスなどに積まれるG16E型、リアには現在開発中のG20E型が搭載されているとみられる。2つのエンジンを合わせたシステム出力は700馬力級。まさに規格外のスペックだ。
インテリアはロールケージこそリアに備わるものの、運転席周りはGRエンブレム付きステアリングに変更されている程度で、シート含めほぼノーマル。このギャップがまた不思議な魅力を放つ。会場では実際にエンジンが始動し、ツインエンジンのサウンドを響かせた。
今後はさらに細部を詰めて走行シーンを披露するとのこと。さすがにツインエンジン仕様がそのまま市販されることはないだろうが、このエアロパーツの市販化や、GRの名を冠したスポーツモデルの追加に期待が高まる一台だ。
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