GRヤリス&GRカローラ2026年モデル、走りと音で差別化。5mm小径ステアリングも試した
トヨタのスポーツモデル、GRヤリスとGRカローラが2026年モデルでさらに熟成を遂げた。ステアリングやタイヤ、足回りの見直しに加え、GRカローラには迫力あるアフターファイアサウンドを採用。さらにソフトウェアアップデートによる性能向上まで用意されるなど、進化の内容は多岐にわたる。両車のキャラクターの違いもこれまで以上に鮮明になっていた。
今回試乗したのはGRカローラの25式後期と、GRヤリスの26式。同じエンジン・同じ駆動系を使いながら、キャラクターはまったく違うという。まずはGRヤリスから。乗ってすぐにわかるのが「ハンドルが変わった」こと。これまでのハンドルは他モデルと共用だったため、スポーツドライビング時にスイッチに触れてしまうことがあった。そこでスイッチ類を競技車両のような形状とし、ハンドル径を5mm小さくした。握った瞬間にその違いが感じられるという。競技車両のように赤や青、黄色のアクセントをスイッチに付ければ、さらに盛り上がりそうだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 乗り味では、ミシュランからブリヂストンへのタイヤ変更が大きい。ミシュランだと厳しくなった騒音規制に対応できなかったのだろう。ブリヂストンは入力が大きい印象で、筆者の好みとしてはミシュランだった。ただ従来のミシュランはサーキットを走ると熱ダレが大きく、2~3ラップでタイムが落ちてしまう。サーキットより一般道重視だったように思う。交換時に好みのブランドを履けばよいだろう。
試乗会には新しいモリゾウRRエディションも用意され、限られた条件ながら走らせてみた。筆者の好みからすれば迷うことなくモリゾウRRエディションだ。高速域で効くウイング類の効能は味わえなかったが、しっかり動きながら車体の挙動を安定させるサスペンションの味付けが素晴らしい。これまたサーキットよりどんな路面でも強いラリー車的な味付け。台数限定なので買えた人はラッキーだ。
続いてGRカローラ。25式後期で追加されたのは“音”のモディファイ。アクセルを戻した時に「バララ!」というアフターファイア音を加えてきた。これがけっこう気持ちよく、ワインディングロードだとムダなシフトをしたくなってしまうほど。騒音規制が厳しくなるなか、こうした楽しさの演出も重要になってくる。走りを極めたいならGRヤリス、日常使いも快適なGRカローラ、というキャラの違いが明確になってきた。旧型GRカローラにはソフトウェアアップデートによるトルクアップも用意されるなど、両車の進化は多岐にわたる。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 
今、あなたにオススメ