日産GT-R R36、1000ps級ハイブリッドか? 2028年以降登場の予想
日産のフラッグシップスポーツ『GT-R』、その次期型となるR36型を巡る情報が徐々に明らかになってきた。R35型が約18年にわたる生産を終え、世界のファンはその後継車に熱い視線を注いでいる。
日産のイヴァン・エスピノーサCEOは、新たな長期ビジョンの中で『スカイライン』の復活に言及したほか、『シルビア』や次期GT-Rの開発に取り組んでいることを示唆。長年フラッグシップスポーツを担ってきたR35型の後継が、どのような姿で登場するのか、その全容が少しずつ見えてきた。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 現時点で日産は次期GT-Rの詳細を公表していないが、入手した情報によると、開発陣は当初有力視されていたフルEVに加え、高性能ハイブリッドも含めて検討を続けているようだ。背景にはGT-Rならではの厳しい要求性能がある。サーキットでの連続走行では、大出力だけでなく車両重量や冷却性能、安定したパフォーマンスの維持が求められる。現状のバッテリー技術では、これらをすべて満たすことは容易ではなく、フルEVよりハイブリッドの方が現実的な選択肢との見方もある。
パワートレインの候補として浮上しているのは、3.8L V6ツインターボ「VR38DETT」をベースとした高性能ハイブリッド、あるいはPHEVだ。予想されるシステム最高出力は、標準モデルで800~900ps、NISMO仕様では1000ps級に達する可能性がある。さらに電子制御AWDや次世代トルクベクタリング、新開発トランスミッションなどを採用し、R35型を上回る運動性能を発揮すると期待される。
そのスタイリングをイメージした最新の予想CGでは、2023年に公開されたコンセプトカー『ハイパーフォース』のデザイン要素を取り入れながら、市販車としての現実味を持たせた。フロントには薄型LEDヘッドライトと大型開口部を備えたバンパーを組み合わせ、従来のGT-Rらしい迫力を残しながら、よりシャープで近未来的な印象に。ボンネットには大型エアアウトレットを設け、ハイパフォーマンスモデルらしい機能性を表現している。
サイドビューでは、R35型を思わせる力強いワイドフェンダーとキャビン形状を継承しつつ、ブラックルーフや大型ホイールによって低重心感を強調。リアには大型固定式ウイングを装着し、サーキットでの高い空力性能を想起させる仕上がりとした。GT-R伝統の力強いシルエットと、次世代モデルらしいシャープさを融合させている。
気になる価格だが、大幅な上昇が予想される。ベースグレードは2200万~2500万円前後、NISMO仕様は4000万円近くに達するかもしれない。高価格帯となった場合でも、GT-Rが日産ブランドを象徴するフラッグシップであることから、最新技術が投入されるはずだ。
登場時期は早くても2028年以降、現実的には2029~2030年前後になるだろう。R35型が約18年にわたって販売されてきただけに、その後継モデルにも高い性能が求められることになりそうだ。
フルEVとして登場するのか、それともエンジンを搭載した高性能ハイブリッドとなるのか。その答えはまだ明らかになっていない。次期GT-Rがどのようなパワートレインと性能を備えて登場するのか、今後の日産の動向に注目したい。
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