GT-R名機RB26を蘇らせる!HKSがライナー&補修カラー発売
チューニングパーツの名門、HKSがR32〜R34型まで幅広い世代のスカイラインGT-Rに搭載される、伝説のエンジン「RB26DETT」を末永く愛でるための二つの製品をリリースした。
一つ目は「シリンダーライナー」。これは、経年や過酷なチューニングによって傷んでしまった、あるいは新品の入手が困難となったシリンダーブロックを蘇らせるための製品だ。このライナーを圧入することで、中古ブロックでも再びオーバーホールして使い続けることが可能になる。対応するボア径はΦ86からΦ87まで。1台分のセットで、価格は税込み13万2000円に設定された。素材には表面に黒鉛が析出した専用材料を採用。鏡面仕上げ(目安Ra 0.05)の加工を施しても焼き付きを防止し、高いフリクション低減効果を発揮する。これにより、エンジンレスポンスの向上も期待できるというから、サーキット走行を楽しむユーザーには嬉しい限りだ。すでにドラッグレース車両を用いた高出力・高回転域での過酷な評価試験もクリアしており、その実力は折り紙付きと言えるだろう。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro もう一つは「リペアカラー」。こちらはRB26DETTエンジンのシリンダーブロック、特にデッキ面に発生しやすいクラックを補修するための製品だ。RB26DETTに限らず、高出力化されたエンジンでは、ウォータージャケットとヘッドボルト用の穴の間にクラックが進行し、冷却水とエンジンオイルが混ざってしまうという深刻なトラブルが起こることがある。このリペアカラーは、そのカラーの外周に液体ガスケットを塗布してヘッドボルト穴に挿入するだけで、内径面の隙間をしっかりと塞ぐことができる。さらに、デッキ面のクラック部にも液体ガスケットを塗布して対処するという、比較的シンプルながらも確実な補修を可能にする。12個入りで税込み価格は1万1000円。エンジンを組み直す際の保険として、あるいは予防策として、心強いアイテムとなるだろう。
どちらの製品も、長年にわたりRB26DETTと向き合い、そのポテンシャルを引き出してきたHKSならではの、深いノウハウと愛情が感じられるラインナップだ。すでに生産が終了し、貴重な存在となったスカイラインGT-Rの心臓部を、これからも現役で走らせ続けたいと願うオーナーにとって、まさに待望のパーツと言える。
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