HKSが86.0mmピストンリング「TYPE-LF」刷新!FA20・RB26・SR20向けにフリクション低減と耐久性向上
チューニングパーツの老舗・HKSが、ピストンリングセット「TYPE-LF(ローフリクション)」のΦ86.0モデルを大幅にリニューアルした。対象となるのは、FA20エンジン向けの排気量アップキットやピストンキット、RB26DETT用のニッケルメッキピストンキットおよび鍛造ピストンキット、SR20DET用のニッケルメッキピストンキットなど、名機揃いのラインナップだ。
価格は4セット入り[21005-AN022]が税込み2万9700円、6セット入り[21005-AN023]が税込み4万2900円。今後、他サイズについても順次リニューアルが予定されている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 今回のリニューアルで最も注目すべきは、TOPリングの設計だ。常温時の合口部ガス通路面積を従来品比で約27%縮小し、ブローバイガス量の低減を図っている。さらに高温時においても、膨張係数の高い材料を採用することで合口隙間を約88%も削減。これにより、高温域でのシール性能が飛躍的に向上した。
また、熱伝導率が従来品比で約37%高い材料を用いることで、ピストンの冷却性能を高めると同時にリング溝の摩耗抑制にも貢献。リング張力を下げてフリクションを低減しつつ、表面処理は初期なじみ性を重視した仕様とされ、被膜厚さの変更によって耐久性も従来品以上を確保している。
2NDリングは合口隙間を約25%拡大し、セカンドランド圧力を低減。これによりTOPリングのフラッタリング(リングが溝内で暴れる現象)を抑制し、シール力の向上に寄与する設計だ。リング張力は従来品比で約18%低減されている。
OILリングは従来の2ピース構造から3ピース構造に変更。リング張力を約10%低減することでフリクションを大幅に抑制しながらも、オイルを掻き取る本来の機能は損なわず、オイル消費の増加は生じないとしている。
高出力化を目指すチューナーにとって、ブローバイガス対策とフリクション低減は永遠のテーマ。HKSの「TYPE-LF」は、その両立を高い次元で実現した、まさに心強いパーツと言えるだろう。FA20、RB26、SR20――それぞれのエンジンのポテンシャルを引き出したいビルダーは、ぜひチェックしておきたい一品だ。
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