三井金属がリチウム硫黄電池を実用化へ、英国ジェリオンとタッグ
EVの航続距離とコストを一変させる可能性を秘めた次世代電池が、また一歩前進した。三井金属は、英国に本社を置くジェリオン(Gelion)ピーエルシーと、リチウム硫黄電池の開発に向けた共同開発契約を締結したことを発表した。
今回の契約で注目すべきは、三井金属が持つ硫化物系固体電解質「A-SOLiD」の材料技術・評価技術と、ジェリオンが開発する硫黄系正極活物質「NES(ナノ・エンカプスレーテッド・サルファー)」を組み合わせる点だ。両社の得意分野を持ち寄ることで、リチウム硫黄電池の実用化に向けた可能性を徹底的に検証するという。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon リチウム硫黄電池は、何と言っても高いエネルギー密度を実現できるのが最大の魅力。さらに、正極材料にニッケルやコバルトといった希少金属を使わない設計が可能なのだ。現在のリチウムイオン電池は、これらの金属の調達リスクや価格高騰に悩まされてきたが、リチウム硫黄電池はその問題を根本から解決する可能性を秘めている。
原材料の調達リスクが低減されれば、電池コストの削減にも直結する。EVの価格を引き下げ、普及を加速させる上でも、この技術の行方は見逃せない。
まだ開発段階とはいえ、素材メーカーと電池技術を持つ企業が手を組んだことで、リチウム硫黄電池の実用化は一気に現実味を帯びてきた。今後の動向に注目だ。
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