ホンダ・フリード、子育て世代が7人乗りを選ぶ理由とは? ベンチシートが持つ実用性の秘密
ホンダの登録車で現在最も売れているモデル、それが「フリード」です。2024年にフルモデルチェンジした3代目は、全長4.3m前後の扱いやすいボディに両側スライドドアと3列シートを備えたコンパクトミニバン。従来のイメージを一新し、ステップワゴンやN-BOXに通じる直線基調のすっきりとしたスタイルが特徴です。
パワートレインは1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の2本立て。エアー、エアーEX、クロスターの3グレードを設定し、2WDと4WDから選べます。上級グレードのエアーEXには、2列目が左右独立のキャプテンシートの6人乗りに加え、6:4分割タンブルシートのベンチシートを備えた7人乗り仕様が用意され、これがファミリー層から高い支持を集めています。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 2026年7月のフリードの登録台数は7063台で、ホンダの登録車の中で第1位。2025年の一部改良では、原材料費や物流コストの高騰を受けた価格改定が行われたほか、新外装塗料の採用により艶感と耐久性が向上(従来比1.5倍以上)。さらに、ユーザーの要望に応え、エアーEXとクロスターではアダプティブドライビングビームや後退出庫サポート、マルチビューカメラシステム、LEDアクティブコーナリングライトといった先進装備のメーカーオプション選択範囲が拡大されました。
そんなフリードの中でも、e:HEV仕様のエアーEXは購入者から特に人気のグレードです。ホンダの販売店スタッフによると、ベースのエアーに比べて快適装備が充実し、クリーンなデザインも好評で、幅広い層に受け入れられているとのこと。現在はハイブリッド仕様の需要が大きな割合を占めています。
では、なぜ小さな子どもがいる家庭では7人乗り仕様が選ばれるのでしょうか。販売店スタッフはこう説明します。「小さなお子さまはチャイルドシートに座っていてもお世話が必要になる場面が多く、シートが繋がっているベンチシートのほうが親が横で対応しやすいというお声をいただきます。一方、中学生以上のお子さまがいる家庭では、ゆったり座れる6人乗りを選ばれる傾向があります」
また、コンパクトミニバンならではの3列目シートの運用もポイント。全長の関係で3列目を使用すると荷室は限られるため、普段は左右に跳ね上げて広いラゲッジ空間を確保するユーザーが多いようです。「3列目は大人数移動の際の補完的な役割として捉えるお客様が多い。それでも『いざという時に乗車人数を増やせる』点が重視され、シートアレンジのしやすさや荷室開口部の低さも高く評価されています」
利便性、経済性、扱いやすさを高次元でバランスさせたフリード。6人乗りキャプテンシートの快適性も魅力的ですが、7人乗りベンチシートならではの実用性は、子育て世代にとって大きな武器と言えそうです。
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