日産ノート次期型に小容量PHEV搭載の可能性! 2027年フルモデルチェンジへ
日産の主力コンパクトカー「ノート」シリーズが、2027年にもフルモデルチェンジを迎えるとの噂が浮上している。現行型は2020年デビューの3代目で、e-POWER専用車として登場。当初は販売面での不安もあったが、2024年にはコンパクトカー販売台数でトヨタ「ヤリス」や「アクア」、ホンダ「フィット」を抑え首位を獲得する快挙を達成した。
しかし、2025年は前年比76.8%に低迷し、2026年に入っても前年を下回る状況が続く。ライバルがひしめく市場で再び存在感を示すため、次期型にはこれまで以上の商品力向上が求められている。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 次期型で注目されるのが、パワートレインの進化だ。現行型のe-POWERは、バッテリー容量が約2kWhと電動車としては極めて小容量。コスト抑制には成功しているものの、走行中にエンジンが発電する頻度が高く、ノイズや振動が気になる場面もあった。日産エンジニアの話によれば、バッテリー残量が半分を下回ると発電を開始する制御で、高速走行ほど発電頻度が高まるという。
そこで期待されるのが「小容量PHEV」の採用だ。仮に20km前後のEV走行が可能になれば、通勤や買い物など日常の大半を電力だけでまかなえる。普段はEVとして静かに走り、遠出はe-POWERとして使う。そんな使い方が実現すれば、燃費性能だけでなく商品としての魅力も大きく高まる。ガソリン価格が高騰するなか、自宅充電でエネルギーコストを選択できるのも大きなメリットだ。
一方、デザインは大幅な刷新が必要になりそうだ。新型リーフやアリア、エルグランド、キックスなど近年の日産車は、先進的なライティングを取り入れた新世代デザインへ移行しており、Vモーショングリルの存在感も薄れつつある。次期ノートもその流れを取り入れ、「ひと目で新世代の日産車と分かるデザイン」へ進化することが求められる。
パワートレインは、新型キックスやエルグランドに搭載される「第3世代e-POWER」の採用が期待される。発電効率や高速巡航時の燃費性能が大幅に向上し、電動4WD「e-4ORCE」の搭載も望まれる。筆者もノートオーラ4WDを所有していたが、雨天時や高速道路での安定感は抜群で、ワインディングでもコーナー出口で早めにアクセルを開けられる安心感があった。ただ、4WDモデルの燃費には改善の余地を感じていた。
さらに、市場からは3列シートのコンパクトミニバン派生モデルの要望も。通常モデルよりも優先度が高いとの見方もある。
コストアップや重量増加といった課題はあるが、ヤリスやアクア、フィットといった強豪に再び挑むには、正常進化だけでは足りない。第3世代e-POWERに加え、小容量PHEVという新提案まで踏み込めば、次期ノートは再びコンパクトカー市場の主役になれるはずだ。
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