レクサスLS、1000万円超えでも衰えない人気の秘密とは? 販売現場が語る「おもてなし仕様」の実力
1989年のブランド誕生とともにデビューし、国産最高峰のフラッグシップセダンとして君臨し続けるレクサス「LS」。現行型は2017年10月に登場した5代目で、全長5235mm×全幅1900mm×全高1615mm、ホイールベース3125mmの堂々たるボディを持つ。GA-Lプラットフォームを採用し、低く構えたクーペのようなシルエットが特徴だ。
パワートレインはV型6気筒3.5Lツインターボと、マルチステージハイブリッドを組み合わせたV型6気筒3.5Lエンジンの2本立て。WLTCモード燃費は最大13.6km/Lを達成する。予防安全パッケージ「Lexus Safety System + A」と高度運転支援技術「Lexus CoDrive」を全車標準装備し、安全面も万全だ。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 2022年10月の一部改良ではリアサスペンションメンバー取付部の形状見直しによる乗り心地・操縦安定性向上、最新マルチメディアや床下透過表示対応パノラミックビューモニターを導入。2025年9月には新色「ホワイトノーヴァガラスフレーク」「ディープブルーマイカ」の追加、全車シートヒーター標準化、F SPORTのブレーキキャリパー意匠変更などが施された。
現行ラインナップはハイブリッド「LS500h」とターボガソリン「LS500」に、EXECUTIVE、version L、F SPORT、I packageの4グレード。いずれも2WD(FR)とAWDを選択可能だ。価格はエントリーのLS500・I packageが1111万円から、最上級のLS500h・EXECUTIVEが1725万円からの設定。
高級セダン市場が縮小するなか、LSの販売現場は安定しているという。関東圏のディーラー担当者は「企業の役員車や送迎用途での検討が多く、『やはりフラッグシップセダンはLS』という声をいただく」と語る。特に人気なのが後席おもてなしに特化したEXECUTIVE。48度リクライニング+オットマン付きリラクゼーションシートや、乗降時に車高を自動で上げる乗降モード付電子制御エアサスペンションが組み込まれ、大切なゲストを最高の環境で迎えられる。
関西圏のディーラーからは、直近の改良でホワイトノーヴァガラスフレークが全モデルで選べるようになった点に歓迎の声が上がる。従来はF SPORT専用だったが、「あの綺麗な白で最高級のラグジュアリー仕様に乗りたい」と既存ユーザーにも好評だ。全車シートヒーター標準化によりベースグレードの装備も充実し、どのグレードを選んでもフラッグシップらしさを体感できる。
1000万円を超える価格帯でありながら、根強い支持を集めるLS。販売現場の生の声からは、単なる移動手段を超えた「おもてなし」の価値が、このクルマの真骨頂であることが伝わってくる。
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