夏のドライブで突然のSOS! JAFデータで見るバッテリー上がりとパンクの意外な実態
いよいよ夏休みシーズンに突入。帰省やレジャーでクルマに乗る機会がグッと増えるこの時期、注意したいのは突然襲いかかるクルマのトラブルだ。JAFが2025年のお盆シーズン(8月9日~18日)に実際に受けた救援要請データを見ると、一般道路と高速道路でトラブルの傾向がハッキリと異なることが分かる。
一般道路で最も多かったのは「過放電バッテリー」、いわゆるバッテリー上がりで、実に2万588件。救援全体の約3割を占める。3位には「破損/劣化バッテリー」もランクインしており、バッテリー関連だけで全体の4割近くに達する。一方、高速道路では「タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足」が1250件でトップ。高速道路上でのトラブルは危険度が高いだけに、事前のチェックが命を分ける。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro バッテリー上がりの原因として多いのは、やはり「長期間クルマに乗らなかった」というケース。久しぶりの運転でエンジンがかからず、慌ててJAFを呼ぶ――そんなホリデードライバーあるあるだ。さらに、エンジン停止後に室内灯やヘッドライトを消し忘れたり、エンジンを切ったままラジオやカーナビを使ったりするのもバッテリーを消耗させる原因になる。バッテリーの寿命は2~3年が目安。エンジンのかかりが弱くなった、ライトが暗くなったと感じたら、ディーラーや整備工場で早めに点検してもらおう。
タイヤ関連のトラブルも侮れない。パンクは釘や縁石との接触でじわじわと空気が抜けるのに対し、バーストは空気圧不足や損傷が引き金で一気に破裂する。高速道路上でバーストを起こせば大惨事につながりかねない。出発前には必ずタイヤの傷やひび割れ、適正空気圧を確認しよう。適正値はクルマの取扱説明書か運転席ドア付近のラベルに記載されている。ガソリンスタンドで調整する際は、その数値を守ることが大切だ。
また、普段走らない道を走る機会が増える夏休みは、「落輪・落込」や「事故」のリスクも高まる。交通量の増加も考慮し、いつも以上に慎重な運転を心がけたい。高速道路にはガソリンスタンドがない区間もあるので、燃料計の残量にも常に目を配っておこう。
最後に、一般道路で5位に入った「キー閉じ込み」。車内に鍵を置いたまま外に出てドアをロックしてしまうミスだ。スマートキーの普及で警報音が鳴るようになり、救援依頼は減っているものの、それでも年間12万件もの出動があるという。夏場に子どもやペットを車内に閉じ込めてしまうと熱中症で命に関わる危険もある。鍵は肌身離さず持ち歩くか、スペアキーを別の場所に保管する習慣を身につけよう。
楽しい夏の思い出を台無しにしないためにも、バッテリーとタイヤの点検は出発前のルーティンにしておきたい。JAFのデータが教えてくれる、ドライバーへの警告だ。
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