センターキャップレスに徹したワーク「マイスターS1」、漆黒のフェアレディZで魅せるシックな美学
カーカルチャーイベント「ジャパネーション」が西武園競輪場で開催され、会場には国産チューンドスポーツやVIPセダン、輸入車までが集まった。その中で異彩を放ったのが、ワークブースに展示された漆黒のフェアレディZ(RZ34)だ。足元を飾るのは、ワークの真骨頂「マイスター S1 3ピース」。サーキットで鍛えられた硬派なスポーツホイールであり、今なお熱狂的なファンを持つ名作である。
最大の特徴は、センターキャップの設定を持たないというスパルタンなこだわり。サーキット走行時の熱による脱落を防ぐための設計で、今も貫かれている。さらに、ディープリムを求める極限のワイドボディ化に対応するため、200mmを超えるリム幅まで用意。どんなモンスターマシンでも受け止める懐の深さを誇る。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 加えて、ミリ単位のインセットや多彩なカラーリングを可能にする「カスタムオーダープラン」も魅力。今回のフェアレディZに装着されたのは、ディスク面をマットブラック、リムをブラックアルマイト、ピアスボルトやエアバルブに至るまですべてを黒で統一した究極のオールブラック仕様だった。
このZを作り上げたのは、愛知県の「A.BASE」代表・伊藤あしる氏。彼が目指したのは、単にフェンダーを貼り付けただけではない、純正のような美しさを持つナチュラルワイドボディだ。ポルシェを彷彿とさせるグラマラスで流麗なフェンダーライン、ロングノーズを際立たせる造形を、あえて面の歪みが分かってしまう黒塗りボディで一から作り上げた。
その渾身の面出しと理想のシルエットを完成させる上で、欠かせなかったのがマイスターS1。あらゆる色彩を削ぎ落としたオールブラックのホイールは、グラマラスなボディラインを完璧に引き立て、圧倒的な調和をもたらす絶妙なスパイスとなった。
ワークがこうしたカルチャーイベントに積極的に参加する理由は、「会場に集まるユーザーの多くが私たちのホイールを愛用してくれている。だから現場でともにイベントを盛り上げ、生の熱気を感じ取りたい」というユーザーへの深いリスペクトと、認知度向上への真摯な姿勢にある。
センターキャップレスという硬派な美学、そして200mmオーバーのリム幅に代表されるフレキシブルな対応力。マイスターS1は、ビルダーの理想をカタチにするための最強のパートナーとして、これからも多くのカスタムマシンを引き立てていくことだろう。
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