新型CX-5、ドライバー急病を“予兆”で察知!路肩自動停止と救命要請までやる
運転中に突然の体調不良――。そんな危機的状況でも、新型マツダCX-5ならクルマ自らが異変を察知し、安全な場所へ停止した上で救命要請まで行ってくれる。
マツダが新型CX-5に導入した「ドライバー異常時対応システム(DEA)」は、従来のドライバーモニタリングを大幅に進化させた安全技術だ。従来車でも姿勢の崩れや居眠りを検知して減速・停止する機能はあったが、新型ではさらに一歩踏み込み、意識を失う“前”の異常予兆を捉えることができる。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 具体的には、ドライバーの視線の動きやステアリング操作のふらつき、車線逸脱の兆候などを常時監視。普段の運転パターンとの違いから、体調急変の可能性を探る。異常の予兆を検知すると、まずは音と表示、ステアリング振動でドライバーに反応を促す。ここで正常な操作が確認できれば誤検知と判断され、緊急停止には至らない二段構えの仕組みだ。
それでもドライバーの反応がなく、運転継続が困難と判断されるとDEAが作動。高速道路や自動車専用道路では、可能な限り路肩へ寄せながら減速・停止する。一般道では走行車線内で停止する。ただし、路肩への誘導にはナビ用SDカードが必要で、道路状況や周囲の車両によっては同一車線内で停止することもある。また、システムが衝突や路外逸脱を完全に防げるわけではない点は理解しておきたい。
停止後はパーキングブレーキが作動し、救助を容易にするためドアが解錠される。さらに、コネクティッドサービスを契約していればマツダエマージェンシーコールへ自動接続し、救命要請まで行う。止まって終わりではなく、その後の救助まで見据えた設計だ。
このDEAは最上級グレードの「L」に標準装備。「G」ではEX Packageとして選択可能で、「S」には設定がない。年齢を問わず起こりうるドライバーの急病。クルマが見守り、事故を防ぎ、命を救う――派手さはないが、新型CX-5を選ぶ大きな理由になる装備と言えるだろう。
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