新型エルグランド&キックスの大画面を守る「クリアAR」、反射抑えつつ艶もキープ
クルマのインパネがすっかりスマホやタブレット顔負けの大画面に変わって久しい。日産の新型エルグランド(E53型)では14.3インチの大型ディスプレイが鎮座し、後席には15.6インチモニターまで備わる。新型キックス(P16型)も12.3インチのフル液晶メーターが全車標準だ。
画面が大きく、輝度も高いのはありがたいが、問題はその保護。指紋や皮脂はもちろん、太陽光や街灯の映り込みが気になる場面も増えた。そこでディーフ株式会社が「MULTIFUNCTION SCREEN PROTECTOR」シリーズに追加した新仕様が「クリアAR」。2026年8月3日発売で、全11型番がラインアップされる。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 従来の保護フィルムといえば、アンチグレア(AG)加工で光を拡散させて映り込みを抑えるのが定番だった。だがAGは表面がマット調になりがちで、内装のピアノブラックパネルなどとの組み合わせでは艶感が損なわれることもある。クリアARはそこにメスを入れた。
クリアARはAGを使わず、屈折率の異なる薄膜を多層に積んだアンチリフレクション(AR)設計で反射を低減。ディスプレイ本来の透明感や黒の深み、パネルの艶を残すのが狙いだ。表面には防汚・低摩擦コーティングも施され、指紋や皮脂は乾いたクロスで拭き取りやすい。
ただし、AGが完全に不要になったわけではない。AGAR仕様は光の拡散による映り込み低減や指紋の目立ちにくさで依然として強みを持つ。クリアARは光沢感や透明感を重視するユーザー向け。どちらが優れているかではなく、愛車の使い方や好みで選べるようになったのが今回の進化だ。
新型エルグランド(E53型)用は14.3インチ、12.3インチ、12.8インチのシートバックパーソナルリヤモニター用、15.6インチ後席専用モニター用の4サイズを用意。それぞれAGARとクリアARの2種類が選べ、合計8型番が揃う。注目すべきは15.6インチ後席専用モニター用フィルムが新型セレナ(C28型後期)にも適合する点。ただし前期型はモニターサイズが異なるため非対応なので注意が必要だ。
新型キックス(P16型)向けはAGAR仕様で3製品。ナビ&メーター用、メーター用、センターコンソール用を設定し、デジタルタイプのエアコンスイッチパネルも保護対象に含む。
フィルム本体はPET素材と特殊シリコーン粘着剤を採用。自己吸着タイプで貼り直しが可能で、糊残りがないから売却時や乗り換え時も安心だ。耐熱温度は−25〜85度と、真夏の車内でも問題ない。
大型ディスプレイが当たり前になった今、保護フィルムも「ただ守る」から「美しく使い続ける」時代へ。新型エルグランドやキックスのオーナーなら、インテリアの質感を損なわないこの新選択肢、一度チェックしてみる価値はありそうだ。
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