スズキ ソリオの4WD、なぜ高い?実質差額は12万円台
スズキのコンパクトミニバン「ソリオ」の価格表を見て、「4WDだけやけに高いのでは?」と感じたことはないだろうか。特に上級グレード「ハイブリッドMZ」と「ハイブリッドMV」の4WDは、2WDと比べて34万5400円もの差がある。一見すると「4WDシステム代が高すぎる」と驚くが、実はこの価格差にはカラクリがある。
実はソリオの上級グレードであるハイブリッドMZとハイブリッドMVの4WDには、メーカーオプションとして「全方位モニター付メモリーナビゲーション」と「スズキコネクト対応通信機」が標準装備されているのだ。このナビセットは2WDでは22万円のオプション設定。つまり、同じナビ付きの状態で比較すると、4WD化による実質的な価格差は12万5400円にまで縮まる。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー このナビシステムは9インチのHDディスプレイを採用し、フルセグTVやDVD/CDプレーヤー、Bluetooth、HDMI入力に対応。さらにフロントと左右サイド、バックの4つのカメラを使った全方位モニターが装備され、駐車時には車両を真上から見たような映像や、周囲を立体的に確認できる3Dビューも表示可能だ。左右から接近する人や物を知らせる機能も備わっており、安全面でも頼もしい。加えてスズキコネクト対応の通信機により、スマートフォンからのリモートエアコン操作や緊急通報サービスも利用できる。
雪道や悪路を想定して4WDを検討する人にとっては、こうした安全・便利装備が最初から付いてくるのは心強い。一方で、社外ナビを取り付けたい人や、スマートフォンのナビで十分と考える人にとっては、22万円分のオプションが強制的に含まれる形となるため、割高に感じるかもしれない。
なお、グレードによっては4WDでもナビが標準装備されない場合がある。例えば「ハイブリッドMG」や「ハイブリッドMX」の4WDはオーディオレス仕様が基本となるため、価格差も異なる。ソリオの4WDを検討する際は、単純に価格だけを見るのではなく、どの装備が含まれているかをしっかり確認することが重要だ。装備条件を揃えて比較すれば、4WDシステムそのものの価格は決して高くないことが分かるだろう。
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