ウォッシャー液に水道水はNG!知らないと痛い目見る正しい補充術
クルマに乗っていて、ガソリンの次に頻繁に補充するのがウォッシャー液。ところが、そのウォッシャー液について意外と間違った知識を持っている人が少なくない。
ウォッシャー液の役割は、ワイパーと一緒に使うことでウィンドウの汚れを浮かせて落としやすくし、ガラスとワイパーとの摩擦を減らして傷みを防ぐこと。主成分は界面活性剤とアルコール類(メタノールやエタノール)で、防錆剤や防腐剤、着色料も含まれている。あの鮮やかな青色は、誤飲防止や他の液体との識別のためだ。メーカーによっては緑やピンクの製品もある。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 「何を入れているかわからないから」と、安易に水道水を継ぎ足す人がいるが、それは絶対に避けたい。水道水には防腐剤が入っていないため、タンク内で雑菌や藻が繁殖し、ノズルやパイプが詰まる原因になる。また、薄めた台所用洗剤を使うのも塗装面にシミが残るリスクがあるのでNG。さらに寒冷地では、水道水が凍結してパイプや接続部を破損させる恐れもある。実際、筆者の友人のクルマも、水を使っていたせいでウォッシャー液が出なくなり、パイプが破損したことがある。
ウォッシャー液にはいくつかタイプがある。洗浄成分だけのスタンダードタイプ、油膜除去に特化した油膜除去タイプ、雨を弾く撥水タイプ、氷点下でも凍らない寒冷地タイプ。原液をそのまま使うものと、希釈して使うものもあるので、ラベルの注意書きは必ず読んでほしい。
ここで気をつけたいのが、異なるタイプを混ぜて使うこと。特に油膜除去タイプと撥水タイプは正反対の働きをするため、混ぜると性能が発揮できないだけでなく、ノズルを詰まらせることもある。補充するときは、残量が少なければレバー操作で使い切ってから新しいものを入れること。残量が多い場合は、タンクが減るのを待つか、ポンプやホースで吸い出してから補充するのが確実だ。筆者はマスキングテープに使っているタイプを書いてボンネット内に貼っている。アナログだが、間違いを防ぐには有効な方法だ。
ウォッシャー液は小さな消耗品だが、正しく使えば視界の安全を大きく支えてくれる。ぜひ今一度、自分のクルマに何が入っているか確認してみてほしい。
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