いすゞギガトラクタにショートキャブ復活!重いSUVやEV運搬に最適な新モデル
いすゞ自動車は7月29日、トレーラ牽引用トラック「ギガトラクタ」4×2駆動車型に、新たな「車載用ショートキャブ」モデルを設定した。UDトラックスと共同開発した現行型は、従来フルキャブのみの展開だったが、SUVやバッテリーEVなど重量が増す乗用車の運搬に特化したセミトレーラ牽引用として、ショートキャブ車を追加投入。同時に、先代比で約400kg以上の軽量化も達成している。
今回追加されたのは、後輪エアサス4×2車型EKの車両運搬セミトレーラ牽引モデル。これまで設定されていたフルキャブ第5輪荷重8.0トン車に加え、ショートキャブ第5輪荷重8.9トン車が新たにラインアップされる。最大の特徴は、キャブ前後長を295mm短縮し、前回り半径を3140mmと大きく確保した点。フルキャブ比でプラス230mmのゆとりが生まれ、取り回し性が向上。SUVやミニバン、バッテリーEVなど、重量の大きい乗用車を運搬する新タイプの車両運搬1軸セミトレーラ牽引に最適な仕様となっている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon この新セミトレーラは、軽量化に加えてトラクタとの連結位置を見直し、トラクタ側の荷重負担を増やすことで積載量アップを図っている。そのため、ショートキャブ採用に加え、カプラオフセットを120mm、後軸許容荷重を10.7トンに設定。第5輪荷重は従来比0.9トン増の8.9トンを確保し、重い荷物をしっかりと支える。
パワートレーンは、7.7リッター直6ターボエンジン「GH8TA」を搭載。最高出力は357PS/1900rpm、最大トルクは146kgm/1200rpmを発生する。組み合わされるトランスミッションは、トップ直結12段AMT「エスコット-VII(7)」。GH8エンジンは1200~1600rpmでフラットなトルクバンドを備えており、エスコット-VIIのスムーズな変速制御によって、優れたドライバビリティを実現している。
電動化が進む乗用車市場において、重量増に対応する車両運搬車の需要は今後さらに高まることが予想される。いすゞはこのショートキャブモデルで、新たなニーズに応える構えだ。
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