京急バスで巡る葉山のパワースポット!森戸大明神と真名瀬バス停の旅
世の中が不安定だと、人はどうしても何かにすがりたくなるもの。古今東西変わらないこの心理、クルマ好きもバス好きも関係ない。というわけで、今回は誰もが大好きなパワースポット巡りだ。舞台は女子街歩きの基礎とも言える神奈川県葉山町。路線バスを使って、森戸大明神と真名瀬バス停を巡る旅に出かけてみた。
葉山町へは、横須賀線か京浜急行線が便利だ。JR横須賀線なら逗子駅、京浜急行なら逗子・葉山駅が最寄り。どちらの駅も逗子市にあり、葉山町内に鉄道駅はないので、路線バスが頼りになる。記者は横須賀線で逗子駅に向かった。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 逗子駅からは京急バスに乗車。狙うは逗12系統だ。この系統は概ね15分に1本の頻度で運行されており、森戸大明神の参道前に停車する「森戸神社」バス停が降車地点。運賃は280円、所要時間は約15分。平日の昼間でも観光客で賑わっており、常に乗客が並んでいる印象だった。
バスを降りると、目の前は海岸線と神社の参道。交通整理のされていない横断歩道を渡る際は、止まってくれると過信せず、しっかり渡る意思を示してから歩き出そう。斜め渡りしようと機会をうかがっていても、ドライバーには渡るのか渡らないのか判断できない。その瞬間にスタートを切られても、バスは止まれないのだ。
森戸大明神は、鎮守の森の中にあるというより、目の前が海岸という明るく陽気な雰囲気。古くからマリンスポーツが盛んで、おみくじ所にはかわいいイルカのデザインもある。本殿の裏手側は一面が海で、天候によっては富士山を望むことができる絶景ポイント。御用邸からの景色とほぼ同じと言われており、それだけで御神徳を感じられる。
参道を戻る途中、小さな稲荷社が目に入る。社号標には「おせき稲荷社」と書かれている。「おせき」とは「お咳」のことで、古くから咳が止まらない人や喉を使う人に篤い信仰がある。現代では単に咳止めだけでなく、アナウンサーや声優など喉を使う職業の技芸向上、さらには病気平癒の御神徳があるとされ、広く崇敬を集めている。最近の推し活ブームもあり、声優の活躍を願って参拝する人も多いようだ。
神社脇からは川が海に注ぐ河口沿いの風景が広がり、隣接する海水浴場とともに、とことん風景を楽しめる。バス1本で気軽に訪れられる葉山のパワースポット、ぜひ足を運んでみてほしい。
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