熊本地震から10日超、九州道と南九州道の通行止めが続く 橋桁ずれや1.5mの段差が復旧を阻む
2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」は、熊本県宇城市や氷川町で最大震度7を記録し、甚大な被害をもたらしました。発災から10日以上が経過した8月7日午後17時現在も、九州地方の高速道路ネットワークには大きな傷跡が残っています。
現在、通行止めが続いているのは、九州自動車道の松橋IC(熊本県宇城市)からえびのIC(宮崎県えびの市)までの上下線、そして南九州自動車道の八代JCT(熊本県八代市)から田浦IC(熊本県芦北町)までの上下線です。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 九州道では、宇城氷川SICから八代IC間にある「川田橋」、八代JCTから人吉IC間にある「片野川橋」で、橋桁のずれや路面の段差、開きが発生。特に深刻なのが南九州道の八代JCT付近に架かる「妙見第一橋」です。ここでは橋桁のずれに加え、なんと1.5mにも及ぶ路面の段差が生じており、復旧に関する検討委員会では「日本において、これまで経験したことがない被災形態」と指摘されるほどの大規模損傷です。
復旧作業は進められているものの、九州道の通行止め全区間と南九州道の八代南ICから田浦IC間は、8月後半の通行再開を目指している段階。しかし、妙見第一橋を含む南九州道の八代JCTから八代南IC間については、まだ復旧の見通しすら立っていません。
一般道にも影響は広がっています。国道324号の松島有料道路では、熊本県上天草市内の合津ICから知十IC間が8月3日から通行止め。余震による法面崩落が原因で、現道の国道324号で迂回できます。また、八代市内の国道219号「新萩原橋」も損傷を受け通行止めに。迂回路は西側の国道3号がありますが、並行する南九州道が通れないため、渋滞が発生しています。
都道府県道でも、熊本県内で落石や橋梁損傷、家屋倒壊により4区間、宮崎県内で落石により1区間が通行止めとなっています。
地震発生から10日以上が経過してもなお、被災地の道路網は大きなダメージを抱えたまま。物流や生活に欠かせないルートの早期復旧が待たれます。
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