バイク整備が劇的に変わる!ホースカッター、ピンチオフプライヤー、プラグ用チューブ
バイクのメンテナンスで、毎回「何となくやりづらいな」と感じる作業はありませんか?ちょっとした不満を解消し、作業効率をぐっと上げてくれる便利な工具を3つ厳選して紹介します。どれも特定の場面で真価を発揮する、いわば縁の下の力持ち的なアイテムです。
1. ホースカッター:美しい切断面を実現 燃料ホースや負圧ホースを交換する際、ニッパーやカッターナイフで切ると切断面が斜めになったり、端面が潰れたりして、どうも納得いかない仕上がりになることがあります。そこで登場するのがホースカッターです。この工具は、燃料ホースや負圧ホース、ウォッシャーホースなどの柔らかいゴムホースを、潰さず、裂かず、真っ直ぐに切断するための専用工具。刃と受け部が包丁とまな板のような関係で、切断面が直角で平滑に仕上がります。また、刃が山型に尖った製品では、点でホースに接触するため軽い力で食い込み、切断面の潰れも最小限に抑えられます。カッターナイフのように手が滑るリスクも少なく、安全に作業できる点も魅力です。数百円で購入できる製品もあり、モヤモヤした思いを解消するには十分な投資と言えるでしょう。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 2. ピンチオフプライヤー:ガソリン漏れを簡単防止 キャブレター時代のホンダスーパーカブなど、車種によっては燃料コックがキャブレター側にあり、タンクからのホースを抜くとガソリンが止められずに流れ出てしまうことがあります。そんな時に重宝するのがピンチオフプライヤーです。このプライヤーでホースを挟んでおけば、ガソリンタンクが満タンでも流出を最小限に防げます。ロッキングプライヤーでも似たことはできますが、ピンチオフプライヤーは掴み面が滑らかなので、ホースに噛み跡や傷が付きにくいのが利点。製品によってはヒンジ部分のフリクションで任意の位置に固定できるタイプもあり、潰れすぎない力加減で液漏れを防げます。ただし、ブレーキホースには使用しないでください。内部損傷につながる恐れがあります。
3. スパークプラグ着脱用チューブ:ネジ山保護の最終兵器 プラグホールが深い水冷エンジンでは、スパークプラグの着脱時に指が届かず困ることがあります。そんな時に役立つのが、スパークプラグ着脱用チューブです。その実体はゴムチューブですが、重要性は絶大。特にプラグを取り付ける際に真価を発揮します。ボルトやネジは最初の数山を指で回すのが基本。しかし、深い穴ではそれができません。このチューブを使えば、プラグのガイシ部分に差し込んで保持し、プラグ穴まで運べます。ゴム製なので強度や剛性が低く、ネジ山に少しでも異物があればチューブがねじれてプラグが回らなくなるため、ネジ山を傷める心配がありません。ガスケットがシリンダーヘッドに接触するまではこのチューブでねじ込み、その後はソケットレンチに交換して締め付ければ、トラブルを未然に防げます。「面倒だ」と感じるかもしれませんが、一度の失敗で大きなダメージを受ける可能性を考えれば、急がば回れの精神で安全策を取りたいところです。
これらの工具は、日常のちょっとしたメンテナンスで、仕上がりや作業効率を格段に向上させてくれます。ホースの切断、液漏れ防止、スパークプラグの着脱――どれも一度経験すれば手放せなくなること間違いなし。ぜひ工具箱に加えてみてください。
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