MVアグスタが高輪に降臨! 走る宝石6台を間近で見られる3日間
イタリアのプレミアムモーターサイクルブランド「MVアグスタ」が、東京・高輪ゲートシティの「Gateway Studio」で展示イベント「Motorcycle Art Gallery」を8月7日から9日までの3日間開催している。
「走る宝石」と称される独創的なデザインの車両6台が並び、来場者は間近でその美しさを堪能できる。展示車両には世界限定500台の『LXP Orioli』、『SUPERVELOCE S』、『TURISMO VELOCE RC SCS』、『DRAGSTER RR SCS』など注目モデルがズラリ。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro MVアグスタは1945年創業。ロードレース世界選手権で通算270勝・37の世界タイトルを獲得した由緒あるブランドだ。モータースポーツ由来の高い性能と、イタリアの職人やデザイナーが生み出す唯一無二のデザインが世界的に評価されている。
しかし、その輝かしい歴史の裏で経営難は常に付きまとった。1977年に一度事業撤退し、1997年に復活。その後、プロトン、ハーレーダビッドソン、KTMと名だたるバイクメーカーがブランドを継承したが、2025年にはKTM自身の経営危機により売却され、サルダロフ家が率いる投資会社Art of Mobilityが経営権を取得した。
日本市場ではKTMが手放してから1年超、販売の空白期間が続いていた。ところが2026年4月、バイク用品を扱うライコランドやBMWモトラッド6店舗を運営するコシダテックがディストリビューターとして名乗りを上げ、販売・サービスを担う新会社「オートグローバルコシダ」を立ち上げた。
今回のイベントは、日本における新生MVアグスタのお披露目とも言える。オートグローバルコシダ代表取締役社長の外山和也氏は「MVアグスタを所有する喜びをより多くのお客様に感じていただけるよう、全国のディーラーネットワークを再構築するとともに、希少車両の安定的な確保・供給体制を整え、お客様に安心してお選びいただける販売ネットワークの構築を進めてまいります」と語った。
2014年には年間429台を販売していたMVアグスタだが、2025年には販売網の不在から同37台まで低迷。一方でグローバルでは前年比116%の伸長を見せており、商機はあると見る。外山氏は「2030年に年間200台まで回復させる」と意気込む。
今後は2026年モデルを投入するほか、限定車や希少車の優先確保、ユーザー一人ひとりに合わせたテーラーメイド「SARTORIA MECCANICA(サルトリアメカニカ)」の案内も進める。
ディーラー網は従来の14法人・3ディーラー・12サービスパートナーから、15法人・9ディーラー・6サービスパートナー・1ショールームへ刷新。東北や九州などの空白地帯を中心に出店計画もある。
イベントは8月9日まで一般公開。来場者には抽選でMVアグスタオリジナルグッズ(キャップ、Tシャツ等)のプレゼントも。さらに8日と9日には大型二輪免許所持者向けの試乗会(参加無料・事前申込不要)も開催される。プレミアムな世界を体感できるまたとない機会だ。
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