身長1.8mヒューマノイドが格闘技披露、Unitree H1が上半期PV1位に
2026年上半期、ロボット情報メディア「ロボスタ」で最も読まれた記事は、身長約1.8mのヒューマノイド「Unitree H1」が繰り広げる迫力の格闘ワザを伝えるものだった。跳び蹴りや上段ヒールキックといった動作が、戦慄を覚えるほどのインパクトで読者を引きつけた。
PVランキングTOP20の半数以上はヒューマノイドロボット関連で占められ、2位にはUnitreeの新型「R1」が登場。価格は4,900ドル(約73万円)からと、70万円台で購入可能な低価格路線が話題を呼んだ。3位にはUBTECHの「Walker S2」が人間とテニスのラリーをこなす動画、4位には渋谷で3,000機のドローンが夜空を彩る「DIG SHIBUYA 2026」、5位にはテスラの「Optimus 第3世代」の量産化動画がランクインした。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 企業別のPV合計では、Unitreeが圧倒的な1位に。H1の格闘とR1の低価格戦略という2本柱が牽引した。2位はUBTECH、3位はテスラと続き、中国メーカーの勢いが目立つ結果となった。一方、記事1本あたりの平均PVで見ると、Engine AIやXPENG、DEEPRobotics、Flexion Roboticsといった新興企業が、少ない記事数ながら大きな反響を呼んだことも特筆すべき点だ。
技術テーマ別のランキングでは、1位が「ヒューマノイド」、2位が「フィジカルAI」と、見た目から制御技術へと関心がシフトしている。3位以下には「ロボットハンド・多指ハンド」「強化学習」「模倣学習」が続き、歩行や外見だけでなく、学習プロセスや手先の器用さに注目が集まっている。
記事から見えた5つの動きとして、まず中国企業のPV牽引が挙げられる。国別ランキングでも中国が1位となり、読者の関心が中国発ヒューマノイドに集中している。次に、実演から実装への移行。DEEPRobotics DR02の防水対応や安川電機の梱包自動化、トヨタの強化学習によるバスケドリブル習得など、実用化を想定した記事が読まれるようになった。
フィジカルAIという言葉の定着も顕著だ。技術キーワードランキング2位は、ヒューマノイドの動作を支えるAI技術そのものへの関心の高まりを反映している。さらに、ホンダの多指ハンド「Willow Drive」や、370gで50kgを持ち上げるLinkerbotのハンドなど、ハンド技術に注目が集まった。最後に、CES 2026やICRA 2026、ヒューマノイドEXPOなどの展示会情報も上位に食い込み、新製品や新技術の発表の場としての重要性が改めて確認された。
2026年上半期のロボスタのデータは、ヒューマノイドロボットが実演から実用段階へ広がり、フィジカルAIという概念が読者に浸透したことを示している。下半期も各メーカーの新型機やハンド技術、展示会の話題が引き続き注目を集めるだろう。
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