三菱が本気で復活させる新型パジェロ、ランエvo譲りS-AWCとラダーフレームで最強SUVへ
三菱自動車が2026年8月4日、今秋に世界初公開を予定する新型クロスカントリーSUV「パジェロ」のティザーサイトを更新し、足回りを捉えた新たな画像を公開した。堅牢なラダーフレームの一部やデフ、最低地上高の余裕が確認できる写真とともに、注目の走行性能に関する詳細が明らかになっている。
パジェロは1982年に初代が登場。ジープで培った悪路走破性に都会的なスタイルを融合し、三菱のフラッグシップとしてブランドを牽引してきた。初代からパリ・ダカールラリーに参戦し幾度も総合優勝を飾り、その性能と信頼性を世界に知らしめた。2代目はRVブームに乗って新車販売台数ランキング1位を記録する大ヒット。3代目、4代目と進化を遂げ、累計325万台を世界170以上の国と地域で販売した。しかし2019年に日本仕様の生産が終了、2021年には輸出向けも終了し、39年の歴史に一旦幕を下ろした。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 根強い復活要望を受け、2026年1月の東京オートサロンで当時の加藤隆雄社長が新型クロスカントリーSUVの投入を明言。3月のオートモビルカウンシルでは岸浦恵介新社長が年内発売を表明し、5月の新中長期ビジョンで正式に「パジェロ」と公表された。
5代目となる新型パジェロは、国内でも販売されているピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を施し、キャビンや足回りを専用開発。悪路走破性と上質な乗り心地の両立を目指す。サスペンションは高い路面追従性を発揮し、オフロードの大きな凹凸や強い衝撃がかかる路面でも卓越した走破性を実現。オンロードの荒れた路面やうねりでも車体の不快な揺れや振動を抑え、長距離走行でも疲れにくい快適性を追求する。
さらに、ランサーエボリューションやアウトランダーで培った車両運動統合制御システム「S-AWC(Super-All Wheel Control)」の搭載も決定。走行状況に応じて最適な操縦性、走破性、安定性を実現し、路面を選ばない高い走行性能を確保する。
三菱は「尖った商品・ブランドの強化」を担うフラッグシップと位置づけ、パリ・ダカールラリーのドライバー経験を持つ増岡浩氏のコメントや、人気装備だったマルチメーターの搭載、7月のファンイベント「スターキャンプ2026」での実車先行披露など、徐々に情報を解禁してきた。世界初公開は2026年秋。今後の続報が待ち遠しい。
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