マツダがモータースポーツの聖地・深川を復活させた!「遠くても行きたくなる」ヘリテージスペースとは
マツダがモータースポーツファンに捧げる新たな聖地を東京・江東区に誕生させた。2026年7月、関東マツダ深川店の敷地内に「マツダヘリテージスペース深川」がオープン。ディーラーの横に設けられたこのスペースは、単なる展示場ではなく、マツダのモータースポーツ史における原点回帰の象徴だ。
マツダは2025年6月に国内販売網の再編を発表。日本の自動車ユーザー人口が減少するなか、都市圏では安定した需要が見込めるとして、店舗価値の再構築に乗り出した。その一環として掲げられたのが「遠くても行きたくなる店舗」の整備。そして今回、その具体策としてモータースポーツをテーマにした拠点が誕生したのだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon なぜ深川なのか。その理由は、1970年代にまで遡る。当時、この深川店は「ミスター・ル・マン」こと寺田陽次郎氏が、お客様とのモータースポーツを通じた交流を深めてきた場所だった。寺田氏はホンダでレース活動を経た後、22歳で株式会社マツダオート東京に就職。当時、東洋工業がスポーツキットの販売をスタートさせた際、寺田氏は八重洲の東京本社ショールームでファミリアロータリークーペのモータースポーツキットを販売していた。そして、そのキットを装着・整備する現場こそが深川店だったのだ。
「この深川をスタートして、後のマツダスピード、そしてル・マンへと繋がっていく。まさにマツダモータースポーツの聖地なんです」と寺田氏は語る。その言葉通り、787Bがル・マン24時間レースで装着したセンターロックナットなど、貴重な品々がさりげなく飾られている。
しかし、このスペースは単なる歴史展示に留まらない。実際にチューニングやカスタマイズの相談に乗ってくれるメカニックやスタッフが常駐。サーキットを心から楽しみたいというマツダファンにとって、理想的な拠点となるだろう。見学だけでもOKとのことなので、まずは足を運んでその空気を感じてみてほしい。
マツダのモータースポーツ魂が息づく「マツダヘリテージスペース深川」。ル・マン制覇の歴史が始まったこの地で、あなたも新たな物語の1ページを刻んでみてはいかがだろうか。
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