ロイヤルエンフィールド「ブリット650」新車100万円切る! 手描きピンストライプの超ヴィンテージ感
英国発祥の老舗バイクブランド、ロイヤルエンフィールドの正規輸入元であるピーシーアイが、新型「BULLET 650(ブリット・ロクゴーマル)」の予約受付を2026年8月7日にスタートさせた。発売は同月27日を予定しており、早速ファンの間で話題を集めている。
BULLETというネームプレートは、実に90年以上の歴史を持つ。シンプルで本物志向のバイクライフを体現し続けてきたこのシリーズは、時代や国境を越えて多くのライダーを魅了してきた。手描きの設計図が当たり前だった時代に誕生したモデルだけに、そのDNAは今なお色濃く残っている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 歴代のBULLETは、足元シフトや4バルブシリンダーヘッドなど、業界に先駆けた技術を積極的に投入してきた。1948年には「BULLET 350トライアル」のプロトタイプにスイングアーム式リアサスペンションを初搭載し、レースで勝利。その技術を市販車にフィードバックし、世界初の量産車としての地位を確立した。1990年代から2000年代にかけては電気式セルフスターターや5速ギアボックスを導入し、2023年には信頼性の高い350cc Jシリーズエンジンを搭載した新型「BULLET 350」を発表。伝統を守りながらも着実に進化を遂げてきた。
2026年モデルとして登場したBULLET 650の心臓部は、排気量647.95ccの並列2気筒SOHC4バルブエンジン。SUPER METEOR 650などと共通のユニットで、最高出力34.6kW(47ps)を7250rpm、最大トルク52.3Nmを5650rpmで発生する。ゆったりとしたクルージングからスポーティな走りまで対応できる、滑らかなパワーと軽快な加速が自慢だ。トランスミッションは6速ギアボックスにスリッパークラッチを組み合わせ、ストレスのない走行を実現している。
足回りにはSHOWA製サスペンションを採用。フロントは内径43mmの正立式テレスコピックフォーク、リアはツインショックで、様々な路面でも安定した乗り心地を提供する。ホイールサイズはフロント19インチ、リア18インチで、伝統的なプロポーションをキープ。メーター類は指針式スピードメーターとデジタルLCDの組み合わせで、燃料計やトリップメーター、ギアポジションを見やすく表示する。
外観で最も目を引くのは、燃料タンクに施された手描きのピンストライプだ。ヘッドライト上部に配置されたパイロットランプは、1954年に初採用された「タイガーアイ」と呼ばれる意匠で、キャスケット(庇)付きのLEDヘッドライトと組み合わされ、BULLETの血統を現代に表現している。立体的なウイング付きエンブレムやヴィンテージ風ベンチシートも、往年のファンを喜ばせるポイントだろう。
アジア太平洋地域事業責任者のマノジ・ガジャルワール氏は、「ロイヤルエンフィールドはライダー・ファーストを掲げ、ライダーの心を揺さぶるモーターサイクルを提供するブランドです」とコメント。BULLET 650については「洗練された英国スタイルとインドで培われた高い信頼性を融合し、伝統的な名車を現代に蘇らせた」と自信を見せる。
カラーは「Canon Black(キャノン・ブラック)」と「Battleship Blue(バトルシップ・ブルー)」の2色。価格(消費税込)はキャノン・ブラックが98万100円、バトルシップ・ブルーが99万5500円と、なんと100万円を切る新車価格を実現した。さらに新車登録から3年間(走行距離無制限)の保証が付帯し、純正アクセサリー「ROYAL ENFIELD ACCESSORIES」で自分好みにカスタマイズする楽しみも広がる。
伝統と革新を両立させたBULLET 650は、この価格帯で本格的なレトロバイクを求めるライダーにとって、まさに待望の一台となりそうだ。
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