レブロン・ジェームズ監修のメルセデス・マイバッハS680、ペブルビーチに降臨
NBAの頂点に立つ男が、自らの名を冠した一台を世に送り出した。レブロン・ジェームズ選手が個人監修したメルセデス・マイバッハ『S 680』が、アメリカ・カリフォルニア州で開催されるペブルビーチ・オートモーティブ・ウィークに華々しく登場する。
このクルマ、ただのカスタムカーではない。メルセデスベンツが誇る最高級カスタマイズプログラム「マニュファクトゥール・メイド・トゥ・メジャー」の手によるものだ。もともとはジェームズ自身のために構想されたプロジェクトが、コレクター向けのほぼ同一仕様の車両として結実。まさに世界に数台しか存在しない、特別な一台と言える。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー エクステリアの目玉は、マニュファクトゥール専用色「ライト・アイボリー(非メタリック)」。純白のキャンバスに映えるのは、インテリアに採用された「ストーミー・ウェザー」と呼ばれるブルーのナッパレザーと、ポーセリンカラーのコントラストステッチ。上質な空間に、レブロンらしい“静かなる威圧感”が漂う。
細部へのこだわりも尋常ではない。通常ならV12エンブレムが輝く位置には、ジェームズ個人のエンブレムが配置された。さらに、出身地であるオハイオ州アクロンや家族へのオマージュを込めた控えめな刻印が、車内のあちこちに潜む。オーナーだけが知る秘密のサイン。これこそ、マニュファクトゥールプログラムの真骨頂だ。
このプログラムでは、顧客がメルセデスベンツのスペシャリストと一対一で対話しながら、個人的なアイデアや色彩のインスピレーション、象徴的なディテールを技術的に実現可能な形へと落とし込んでいく。専用塗装や高級内装素材、ステッチ・刺繍・レザーワーク・ステアリングホイールなど、職人の手仕事による細部まで徹底したカスタマイズが可能。今回の車両は、その哲学を最も分かりやすい形で体現した一台といえる。
ペブルビーチでの展示後、この車両は年内にオークションにかけられる予定だ。落札益はレブロン・ジェームズ・ファミリー財団に寄付され、同財団が運営する「アイ・プロミス」プログラムを通じて、教育・住宅・医療・住宅取得支援・職業訓練・金融リテラシーなど、子どもたちや家族への幅広い支援活動に活用される。
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