アルファード超えの全長5.37m! メルセデス・ベンツ ヴィトー スポーツX、英国で限定発売
メルセデス・ベンツの英国法人が、2026年8月12日に発表した新型「ヴィトー スポーツX」。その名の通り、商用バン「ヴィトー」をベースにスポーティな仕立てを施した英国限定グレードで、早くもクルマ好きの注目を集めている。
ヴィトー スポーツXは、メルセデス・ベンツが商用車を手がけて130周年を迎えることを記念したモデルだ。ベースは5人乗りの「ヴィトー クルーバン」で、既存の「セレクト」グレードをベースに、モータースポーツをイメージしたエクステリアや上質なインテリア、充実した装備が追加された、ヴィトー クルーバンの最上級グレードに位置づけられる。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ボディサイズは、L2が全長5140mm×全幅1936mm×全高1910mm、L3が全長5370mm×全幅1936mm×全高1910mm。日本でも人気のトヨタ アルファード(全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm)と比較すると、L2で全長が145mm長く、全幅が86mmワイド。さらにL3では全長が375mmも長い。全高はヴィトーの方が25mm低いため、存在感は圧倒的でありながら、立体駐車場にも対応しやすい数値だ。
エクステリアは、専用デザインのフロントバンパーとグリル、バンパー下部のスプリッター、サイドスカート、リアスポイラー、ルーフレールなどを標準装備。ボディカラーはアルパイングレーを標準とし、ドアミラーやドアハンドルはグロスブラック。ボンネットやボディサイドにはSport-X専用のストライプとバッジが配され、足元にはダイヤモンドカット仕上げのブラック19インチアルミホイールが装着される。オプションカラーとして、アークティックホワイト、ソーダライトブルー、オブシディアンブラック、カラハリゴールド、ハイテックシルバー、グラファイトグレー、ヒヤシンスレッドも追加料金なしで選択可能だ。
インテリアも通常のヴィトー クルーバンとは一線を画す。ベースモデルの前席3人掛けベンチシートに代わり、ヘッドレスト一体型の専用スポーツシートを左右に配置。リアは3人掛けベンチシートで、乗車定員は5人だ。シート表皮はブラックのエコレザーとダークグレーのスエードのコンビで、オレンジのコントラストステッチが施され、フロントシートにはSport-Xロゴが入る。フロントシートヒーター、ステアリングヒーター、ワイヤレススマートフォン充電、収納スペース付きセンターコンソールも標準装備される。
パワートレインは、最高出力190馬力・最大トルク440Nmを発揮する2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン。トランスミッションは「9G-TRONIC」9速ATを組み合わせ、0-62mph(約100km/h)加速は10秒と公表されている。
5人乗りながら積載能力も高く、最大積載量はL2が556kg、L3が733kg。リアの3人掛けベンチシートは取り外し可能で、その際にはさらに広大な荷室が出現する。けん引能力は2000kgで、オプションによって最大2500kgまで引き上げられる。
装備面では、Apple CarPlay/Android Auto対応のスマートフォン連携機能や「TEMPMATIC」エアコン、アンビエントライト、リアビューカメラ付きパーキングパッケージに加え、アクティブブレーキアシスト、ブラインドスポットアシスト、アクティブレーンキーピングアシスト、インテリジェントスピードアシストなどの運転支援機能も標準装備されている。
新型ヴィトー スポーツXは、2026年9月から英国で受注を開始し、同月から販売店への入荷が予定されている。価格(付加価値税別)は5万6995ポンド(約1225万円 ※2026年8月中旬時点の為替レート)。アルファード超えの巨体にスポーティなエアロとディーゼルターボを組み合わせたこの1台、日本への導入は今のところ未定だが、ミニバンファンならずとも気になる存在であることは間違いない。
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