新型エルグランドが熱い!納期6か月、アルファードより実質65万円高でも走りで選ばれる理由
日産のラージサイズミニバン「エルグランド」が、2026年7月16日にフルモデルチェンジを果たした。価格は高めながら、発売前から約6000台の受注を獲得し、販売店の話では「想定以上」の好調ぶりだという。
気になる納期は、ベーシックグレード「X・e-4ORCE」で約4か月、人気の「G・e-4ORCE」は約6か月。さらにカスタムカーの「オーテック」と「VIP」に至っては生産台数が限られるため、約7か月待ちとなる。今後、街中で実車を見かける機会が増えれば、さらに受注が伸びて納期が延びる可能性もある。購入を考えているなら、早めの契約が賢明だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon では、この高額な新型エルグランドは、一体どんなユーザーが手にしているのか。販売店によると、最も多いのは先代エルグランドからの乗り替え組。長年新型を待ち望んでいたファンだという。また、「セレナ」からのステップアップ組や、トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」、ホンダ「オデッセイ」からの乗り替えも目立つ。さらには「ハリアー」などのSUVからの乗り替えも散見され、その守備範囲の広さがうかがえる。
ライバルとの比較で興味深いのは、エルグランドがスポーティなミニバンであるため、性格的にはヴェルファイアに近いが、実際の競合相手はアルファードだという点だ。価格を比べてみると、エルグランドの上級グレード「G・e-4ORCE」は757万9000円(消費税込)。一方、アルファードの最量販グレードは約692万円。その差は約65万円。実質的にエルグランドの方が高く設定されている。
「それでも走りの良さで選ばれる」という声もあるが、販売店の話では、日産車からの乗り替えの場合はライバル車と比較されることはほぼないという。他社からの乗り替えではアルファードと比較されるケースが多いが、それでも新型エルグランドの走りに魅力を感じて選ぶユーザーが少なくないようだ。
現時点での一番人気は「G・e-4ORCE」。これは発売直後のファンが動く時期ならではの傾向で、時が経てばコストパフォーマンスに優れたベーシックグレードへ人気がシフトしていくのが一般的だ。
そこで注目したいのが、新型エルグランドの「買い得グレード」とされる「X・e-4ORCE」(689万7000円)だ。安全・快適装備がしっかり網羅されているうえ、価格も手頃に抑えられている。さらに、G・e-4ORCEに標準装備される人気機能の一部は、X・e-4ORCEにも24万9700円のセットオプションとして用意されている。プロパイロットのハンズオフ機能、インテリジェントディスタンスコントロール、14.3インチディスプレイ、ETC2.0などがその対象だ。
つまり、最もおすすめなのは「X・e-4ORCEにこのセットオプションを組み合わせる」という方法。これなら車両価格と合わせても714万6700円に収まる。もし、テーラーフィットのシート生地やベンチレーション機能まで欲しいというなら、G・e-4ORCE(757万9000円)へのグレードアップを検討すればよい。これらの装備はX・e-4ORCEに後付けできないからだ。
新型エルグランドは、価格だけで見ればアルファードより高い。しかし、待望のフルモデルチェンジを遂げた走りのミニバンとして、熱心なファンはもちろん、他社からの乗り替えも含めて確実に支持を集めている。納期が延びる前に、あなたも一度、販売店でその実力を確かめてみてはいかがだろうか。
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