三菱パジェロ復活目前!3代目&4代目が築いた本格SUVの系譜を振り返る
2026年秋、ついに新型三菱パジェロが公開される。2019年の生産終了から約7年、根強い復活待望論が実を結んだ形だ。新型への期待が高まる今こそ、パジェロの歴史を形作った3代目と4代目の功績を振り返ってみたい。
3代目パジェロ(1999〜2006年) 1999年9月にデビューした3代目は、見た目こそ先代のイメージを踏襲していたが、中身は大きく刷新された。最大のトピックは、従来のラダーフレームからビルトインモノコック構造へとシャシーを変更したこと。これにより軽量化と低重心化を実現し、操縦安定性と乗り心地が大幅に向上。現代的なプレミアムSUVの走りを手に入れた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro エンジンは先代から継承したディーゼルやガソリンに加え、2000年には3L・V6OHC4バルブを追加。2005年秋にはGDIエンジンを廃し、3.8L・V6OHC4バルブに置き換えた。サスペンションはパジェロエボリューション譲りの前後ダブルウイッシュボーン4輪独立懸架。スーパーセレクト4WD IIは電気スイッチで簡単に操作でき、悪路性能と快適性を両立した。2002年のダカールラリーでは増岡浩が初優勝を飾り、その実力を証明している。
ロングボディの主要諸元は、全長4770×全幅1895×全高1855mm、車重2160kg、3.8Lガソリンは219ps/34.3kgmを発生。国内販売台数は5万7192台を記録した。
4代目パジェロ(2006〜2019年) 2006年10月に登場した4代目は、3代目の基本コンポーネンツを正常進化させたモデル。自慢の4WD性能を損なうことなく、快適性能と質感を引き上げている。ボディタイプは3列シートのロングと5人乗りのショートを継続。
時代はディーゼル車の排出ガス問題が社会問題化する逆風のなか、2008年には約4年ぶりにディーゼルエンジンを復活。2010年には3.2Lディーゼルターボの大幅改良を実施するなど、進化を続けた。フロントデザインも2011年、2014年と段階的に変更され、最後まで熟成が図られた。
しかし、市場のSUVはクロスオーバー路線へとシフト。2017年にショートボディの受注を終了し、2019年4月には700台限定のファイナルエディションを発売。同年9月に日本向けの生産を終了した(海外向けは2021年7月終了)。国内販売台数は3万499台。
3代目、4代目は「パジェロらしさ」を守りながら、時代の要請に応えて進化した正統派SUVだった。2026年秋に姿を現す新型が、この系譜をどう受け継ぐのか。期待は高まるばかりだ。
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