プロ整備士が本音で語る「整備しにくい車」の特徴とZ32の悲劇
クルマのプロである自動車整備士たち。ユーザーから持ち込まれる多種多様なクルマを丁寧に整備してくれる職人集団だが、彼らにも「整備がしにくい!」と感じるクルマが存在するという。今回は某ディーラーの整備士Aさんのホンネをもとに、現場で本当に困ってしまうクルマの特徴を掘り下げていく。
まず、整備士Aさんが特に苦労した車種として挙げたのが、日産 フェアレディZ(Z32型)だ。エンジンルームに手が入らず、作業に難儀したとのこと。Z32は90年代を代表するスポーツカーで、今でも根強いファンを持つ名車だが、そのスタイリングの裏側で整備性は決して良くなかったようだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 次に、整備士が困るクルマの特徴として、「エンジンルームが狭い」「整備性が考えられていない」という点が挙げられる。さらに、他メーカーのクルマはネジの構造から異なるため、作業に苦労するという。メーカーごとの設計思想の違いが、現場の負担につながっているのだ。
また、最近のクルマはコンピューター制御が強化されているため、社外パーツが装着された車両は診断が難しいという。故障チェックランプが点灯した際、車両本体の問題なのか、後付けパーツの問題なのか判断に困るケースが多いそうだ。
メカニズム以外の要素では、内外装が異様に綺麗なクルマも整備しにくいという。美しい状態を保ちたいオーナーの期待に応えるプレッシャーから、作業に緊張が伴うのだ。
さらに、個人の使用状況で整備しづらいクルマとして、「荷物満載はやめてほしい」とAさんは苦笑する。すべて降ろさないと整備できないからだ。また、喫煙車も作業着に臭いが移るため避けたいとのこと。ほかのクルマに乗れなくなってしまうという理由からだ。
プロの整備士も、日々さまざまな苦労と向き合っている。クルマを預ける際には、荷物を降ろし、できるだけクリーンな状態でお願いしたいものだ。
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