日産サクラが大幅値下げで実質187万円から! 和風カラー&伝統ホイール採用の新型が登場
日産の軽EV「サクラ」が、2026年夏に発売されるマイナーチェンジモデルの詳細を発表した。2026年4月16日から受注が開始されており、国内累計販売台数は10万1018台を突破。同期間の国内EV販売台数の約3割を占める、まさに日本のEV市場を牽引する存在だ。2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーをはじめとする主要アワードを軽自動車として初めて3冠受賞し、4年連続で国内EV販売台数ナンバー1を達成している。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm、ホイールベース2495mmで、軽自動車ならではの取り回しの良さはそのまま。パワートレインも従来の20kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、最高出力47kW、最大トルク195Nm、WLTCモード航続距離180kmを維持している。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 外観の注目ポイントは、まずフロントフェイスだ。「G」「X」グレードにはボディ同色のカラードグリルを新採用し、カッパー色のアクセントをあしらったフロントバンパーと組み合わせることで、より洗練された印象に生まれ変わった。日産の象徴である「2+3本ライン(5本ライン)」のデザインアクセントが随所に施され、15インチアルミホイールは日本の伝統美である水引をモチーフに、よりダイナミックなデザインへと刷新されている。
ボディカラーには、日産初採用の新色「水面乃桜-ミナモノサクラ-」が追加。水辺に咲く桜が水面に映る情景をイメージしたこの色は、スターリングシルバーとの2トーンカラーで提供される。全10色のラインナップで、上質さと華やかさを両立させた。なお、エントリーモデルの「S」グレードは従来デザインを継続する。
インテリアは大きな意匠変更はないものの、ユーザーの声を反映した細かな改良が施されている。助手席側へのカップホルダー追加、ドライブモードスイッチの配置変更、エアコンの風向性能改善など、日常の使い勝手が丁寧に見直された。また、充電ポートと充電コネクタにはいたずら防止のロック機構を追加。100V AC電源(1500W)はラゲッジルームとインストルメントパネルの2か所に設定可能となり、家電製品の使用から災害時の給電まで活用の幅が広がった。さらに、接近時アンロック機能、降車時オートロック機能、後席リマインダーも新たに装備され、日常のちょっとした手間を解消してくれる。
今回の改良で最も注目すべきは、価格戦略だ。最上級のGグレードは従来の308万2200円から299万8600円(消費税込)へと値下げされ、装備の向上と価格引き下げを両立している。Xグレード(259万9300円)にはインテリジェントアラウンドビューモニター、前席シートヒーター、ステアリングヒーターが標準化され、Sグレード(244万8600円)はバックビューモニターなど日常使いに十分な装備を備えつつ、お求めやすい価格設定となった。
さらに全グレードが令和7年度補正予算のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金58万円の対象となり、補助金適用後の実質価格はSグレードで約187万円から。サクラのマーケティングマネージャーである戸井田聡氏は「軽のガソリン車の購入予算とのギャップを埋めることが大きな狙い」と語る。軽EVの先駆者として、さらなる裾野の拡大を狙うこの一手は、軽自動車市場全体に大きな影響を与えそうだ。
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