インディアンが放つ超レトロVツイン!「チーフ・ヴィンテージ・スタージスSDエディション」は赤×クリームの125台限定
アメリカン・ツーリングの象徴とも言えるインディアン・モーターサイクルから、またひとつ特別な1台が登場した。ポラリスジャパンが2026年8月8日に発表した「Chief Vintage Sturgis, SD Edition(チーフ・ヴィンテージ・スタージスSDエディション)」は、世界最大級のモーターサイクルラリー「スタージス・モーターサイクル・ラリー」の開幕を記念して生まれた限定モデルだ。そのルーツは1938年、サウスダコタ州スタージスの地でたった9人のライダーと約200人の観衆から始まったというから、バイク文化の奥深さを感じさせる。
このモデルの最大の魅力は、何と言ってもそのルックスにある。カラーリングはインディアンの伝統色である「インディアン・モーターサイクル・レッド」と「クリーム」のツートンで、1930年代の同社製品を想起させる「インディアンモーターサイクル・ヘッドドレス・ロゴ」がサイドにあしらわれている。さらにブランド125周年を記念して、わずか125台限定のシリアルナンバー入りバッジが装着されるというから、コレクター心をくすぐる。サイドプレートに刻まれた「56」の数字は、ラリー黎明期にスタージスのレーサーたちが自らのバイクに手描きしていたゼッケンへのオマージュであり、細部へのこだわりが随所に光る。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon スタイルはクラシックなインディアン・チーフの意匠を継承。スカート・フェンダー、イルミネーション・ヘッドドレス、ワイヤースポーク・ホイールといった伝統的なパーツに、ヴィンテージ・エスプレッソ・ソロシートとヴィンテージ・ハンドルバーを組み合わせ、まさに往年のアメリカン・ツーリングマシンを現代に蘇らせたかのような佇まいだ。
心臓部には、空冷「サンダーストローク116」Vツインエンジンを搭載。156Nmもの最大トルクを発生し、低速から太いトルクで街中も高速も余裕でこなす。しかもエンジンフィニッシュは1940年代のインディアンモデルを彷彿とさせる塗装仕上げのシリンダーヘッドやプッシュロッド・チューブ、ブラックシリンダーを採用し、見た目からもヘリテージへのリスペクトが伝わってくる。
もちろん、現代のライダーが求める機能もしっかり搭載。ライディングモードは「ツアー」「スタンダード」「スポーツ」の3種類から選択でき、101mm(4インチ)の円形タッチスクリーン・ディスプレイを備えたRIDE COMMANDシステムでナビや各種設定を直感的に操作できる。
なお、現時点では国内導入や価格は未発表。しかし、このストーリー性と完成度の高さを考えれば、インディアン・ファンならずとも気になる1台であることは間違いない。まさに、バイクに乗る喜びと自由の精神を体現した、現代のラリー・ワークスとも言えるだろう。
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